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米国留学後、起業。発信とコミュニティづくりを宮崎で

WORK

宮崎リワード株式会社福島 大地さん

宮崎南高等学校を卒業後、アメリカの大学へ進学。 コロナ禍でUターンし、webマーケティングの会社を21歳で立ち上げた、福島さん。 5ヶ月で1万フォロワーを達成した、ローカルWebメディア「ミヤザキジャーニー」の運用を機に、SNSマーケティング事業を手掛けていらっしゃいます。宮崎の「あるもの探し」で、宮崎の魅力を伝え続けながら、オフラインのコミュニティづくりにも尽力しているとのこと。 そんな福島さんの背景や原動力に迫りました。

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180度違う人生へのチャレンジ

自己紹介をお願いいたします!
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福島 大地(ふくしま たいち)宮崎県宮崎市出身、1999年生まれの22歳です。 小中高と宮崎市の学校で過ごし、在学中はずっと「野球部」に所属。 野球一筋な学生生活を過ごしました。 高校卒業後、「英語」を学びたいと東京の語学専門学校に進学。 その後、アメリカの大学に進学しました。
なぜ突然英語を学び、アメリカの大学を選択したんですか?
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実は、勉強がとても苦手だったんです。特に、英語。 でも、もっと自分が成長するためには、慣れない環境に身を置く必要があると考えたんです。苦手と向き合うこと、今までと「真逆」の環境に身を置くことで、180度違う人生にしてみたいと思ったんですよね。 すぐに渡米するには英語力が足りなかったので、東京の語学専門学校へ行き、語学力や留学の手段を学び、準備をしました。その後、渡米しました。
アメリカでの生活はどうでしたか?
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語学専門学校で、外国人や英語にある程度慣れていたこともあり、すぐに馴染むことができました 大学では、「経済学」と「心理学」を専攻。クラス内でビジネスコンテストをやってみたり、投資を実践的に勉強をしたりと、かなりユニークで面白かったです。
楽しく有意義な日々を過ごされていたのに、 なぜ帰国されたのでしょうか?
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渡米して約1年半たった頃、新型コロナウイルス感染症が拡大しました。 大学もオンライン授業になり、部屋で過ごす日々。 日本にいる状態と変わらないなと感じ、2021年に帰国を決めました。

宮崎は変わらなくていい。今「あるもの」を発信したい

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Uターン後、改めて宮崎の各地を巡り、「情報発信」への課題を感じました。 ありのままでも宮崎は充分価値があるのに、その価値に気付かず、皆「ないもの」を探してしまう。そして、都会の真似事をして、新しいものを作ろうとしてしまっている。そんな現状に、すごくもったいないなと思ったんです。 ありのままの宮崎の価値を届けることで、起業したい。今、この宮崎で僕ができることだなと感じ、休学して起業しようと決断しました。
宮崎のあるものを伝える「ミヤザキジャーニー」。フォロワーは1.8万人を超える
Instagram開設からたった「5ヶ月」で「1万フォロワー」突破したと聞いています!
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そうですね。InstagramというSNSの特性を分析し、ターゲットとなるユーザーが求めている情報を適切な形で伝えていきました。発信力を持つプラットフォームがあることで、今後の活動に活かしていけると思っています。 情報発信をしつつ、宮崎の良さをどう守るかが僕のミッションですね。

世代を超えた、調和を大切に

これからどんな活動をして行かれるのでしょうか?
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オフラインのコミュニティ創りに動いていきたいと思っています。 世代間で「古いから」とか「若いから」という理由で、分裂が生まれる瞬間があるな、と感じています。でも僕は、世代を超えて理解を深め合い、調和を図りたい。互いの生活が豊かになるような「場づくり」をしていきたいと思っています。 都会だと、オンラインのコミュニティが主流ですが、宮崎の良さはオフラインにある。オフラインのコミュニティをつくることが大事だと思っています。 まず今、青島でのコミュニティづくりを進めています。
なぜ青島なんでしょうか?
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野球部時代お世話になったトレーナー小玉 順規(こだま まさき)さんが、宮崎市青島ビーチセンター「渚の交番」にいらっしゃったことが大きいです。 帰国後、挨拶に伺い、想いを伝えると、すぐに共感してくれました。
右:宮崎市青島ビーチセンター渚の交番の小玉順規さん。福島さんとの付き合いは10年以上とのこと
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それから、迫田病院の迫田哲平(さこだ てっぺい)先生とも知り合い、3人で青島を元気にするプロジェクトを進めることになりました。2人とも僕の憧れの人です!
左から福島さん、渚の交番 小玉さん、迫田病院 迫田さん、ビジネスパートナー内山さん。  
憧れの人たちと、青島を盛り上げていく
最後に、宮崎の若者へメッセージをお願いします。
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今の時代は「行動してから、考える」。これが大事だと思うんです。 アメリカの大学は無期限で休学という形をとれるので、今できることを思いっきりやろうと思っています。失敗しないように考えすぎると、結局何もできなくなってしまう。とにかく動いてみることで、学び成長する。そこに、面白さがあると思うんです。 積極的に色々な世界を見ていただき、自分自身の視点で「あるもの探し」をしながら、自分にできる行動をしていってほしいですね。

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