20do

Post

インタビュー

僕の人生を変えたこの場所で(後編)

2018.10.29

colorvan/杉本恭佑さん

 

 自分自身の人生と向き合うきっかけは、どんな時でしょうか?私も20 代という可能性に満ちあふている時に、自分らしさとはなんだろう?と自分自身を知るきっかけが欲しいと思うことがありました。好きなことや挑戦したいことがぼんやりしていてはっきりしていない、皆さんにも同じような経験はありませんか?

 今回お話を伺ったのは、自分らしい生き方を見つけて一歩目を踏み出すツアーを立ち上げた発起人の杉本恭佑さん。杉本さんは、colorvan(カラバン)という関東在住の20 代を中心としたチームを結成し、2018 9 22 日から24 日に『KINAIYO(きないよ)』という宮崎と首都圏のU29 の出会いとつながりをつくるツアーを開催しました。杉本さんがなぜこのツアーを企画することになったのか、彼の原動力や思いを知りたいと思い、お話を伺いに行きました。

後編は、『KINAIYO(きないよ)』ツアーの様子や杉本さんがこのツアーを通して伝えたかった思いなどをお届けします。

colorvan(カラバン)/ 杉本恭佑さん】

熊本県出身。宮崎県を愛してやまない(自称)宮崎観光大使。個人の活動として宮崎県と東京をつなぐイベントを企画しています。参加している人同士が繋がって帰ることができる場所を作りたい、またそれが僕の大好きな宮崎であったら嬉しいなという思いで今回『KINAIYO』ツアーを企画しました。『宮崎に恩返しがしたい』という思いが原動力です。

自分自身をさらけ出すきっかけ

 2018 6 月にクラウドファンディングを開始した当初から、多くの注目を浴びていた『KINAIYO』ツアー。宮崎サポーターは、日南市の崎田市長をはじめ、全国移住ドラフト会議で宮崎県日南市よりドラフト1 位指名され、宮崎に移住した方などさまざま。杉本さんが宮崎で出会い、彼を応援したいと集まったメンバーに支えられながらツアーを開催日に向けて準備を進めていったそうです。

 そしていよいよツアー当日。関東を中心に暮らす20 代と宮崎で暮らす20 代、総勢32 名がツアーに参加した3 日間。初日は青島や日南の油津などを観光。現地を知り尽くしている人に宮崎の魅力を案内してもらったそうです。

「ただ観光をするのではなく、その土地が好きで、そこに住んでいる人の価値観や思いを知ってもらうことで、視野が広がる経験ができるという思いがありました。今回のツアーは『あなたを彩る旅にしよう』というコンセプトを掲げています。この旅を通して自分自身をさらけ出すことで、人生が変わるきっかけになるようにとツアーを設計しました。僕たちの思いが伝わったのか、初日から『宮崎が好きになった』、『ここに住んでみたい』という声を聞くことができたんです」

誰かに『KINAIYO(きないよ)』と言いたくなる旅へ

 杉本さんが目指していた旅は人生が変わるような旅。ただ観光として楽しいだけでなく、旅を通していろんな人の生き方や価値観を知り、自分らしい人生を歩むためのきっかけになることでした。ツアー2 日目の中盤、colorvan メンバーが感じた、このままだとただ楽しいだけの旅になってしまうという危機感。「きょーちゃん(杉本さん)の思いをしっかり伝えよう」とメンバーでツアーを振り返りました。ツアー2 日目の夕食の後、杉本さんは今回の旅への思いやなぜこのツアーを企画したのかなど、すべてをさらけだし伝えました。このことがきっかけで参加者の表情や話すことが変化したそうです。

「その日の夜は、朝まで語り合う人や話しながら涙を流す人もいて。自分だけで考えるのではなく、普段と違う環境に身を置いてみて、いろんな人の価値観を知る。その体験が参加してくれた人たちの人生が変わるきっかけになる旅になり、僕の想像をこえるツアーができたと感じました。それは一緒に運営をしてくれた仲間や宮崎で出会った人たちのおかげです」

 colorvan の仲間、そして宮崎で出会った仲間。このメンバーにしか伝えられない宮崎で感じた魅力、そして地方と都会をむすぶ新たなつながりとなった『KINAIYO』の旅。杉本さんの人生を変える出会いを経験した宮崎という場所で、伝えたかった思いは、この旅を通して参加者の心に強く残り、新たな出会いときっかけになったのではないでしょうか。

前半・後編記事で使用している『KINAIYO』ツアーの様子は、宮崎県出身KINAIYO スタッフのカメラマンが撮影したものです。

 

関連記事