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インタビュー

宮崎県立芸術劇場がプロデュースする宮崎を舞台にした作品が上演!作品に秘められた思いとは? (前編)

2019.02.18

公益財団法人宮崎県立芸術劇場/企画広報課 企画制作係 林田古都里さん

 

公益財団法人宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」♯3『たのかんさあレンジャー』が2019227日(水)~33日(日)に公演されます。

〈あらすじ〉

田の神さあという豊作を願う素朴な像が有名なかにの市には、かつては栄えていたが、現在は寂れてしまった奈良町温泉という場所がある。あるとき、スナック〈ブーブーキング〉で町おこしを考えた4人の男たちは、ご当地キャラクター「たのかんさあレンジャー」を思いつく。しかし、各地に余興に行き、試行錯誤するものの、なにかと上手くはいかないのだった。さらに、旦那から逃げてきた女がやってきたりと、ひと騒動もあったりして……

演出は宮崎県出身、宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターの立山ひろみさんが手がけています。2016年度にスタートした「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズは、今年で3回目を迎えます。前編は、公益財団法人宮崎県立芸術劇場 企画広報課 企画制作係の林田古都里さんに、今回の公演の見どころなどお話を伺いました。

【公益財団法人宮崎県立芸術劇場/企画広報課 企画制作係 林田古都里さん】

とあるスナックを舞台に物語はすすむ

 宮崎出身や在住の方であれば『たのかんさあ』という言葉を1 度は、聞いたことがあるのではないでしょうか?宮崎の様々な場所を舞台として描かれる「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズ。今回の公演の見どころは、どんなところですか?

「『今夜もスナックで作戦会議!? 町おこしをがんばりたい、四人の男たちのなんだかヘンテコな日常模様。』というキャッチコピーの通り、今回の物語の舞台はスナック。脚本を書いている戌井昭人さんは、国内外を旅されていて、旅先の路地裏などの、人の密な感じや雑多な感じをキャッチして書くのが得意な方です。ANA の機内誌などにも寄稿をされていますが、読んでいるだけでわくわくしてくる。今回の作品でも、スナックを舞台に繰り広げられる男たちのヘンテコな日常模様が、とても魅力的に描かれています。この「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズでは、「宮崎を舞台に“今を生きる” 人々の営みから、日本の今を見つめた新しい物語を紡ぐ」ことをテーマにしていて、今回も宮崎のとある架空の町を舞台に、そこで生活する人々の姿を描きます。観光地なのに人が来ない。みんなでどうにかしようと、奮闘する人たちを通して、宮崎に住んでいる人もそうでない人も、出てくる風景や会話に共感していただけるのではないかと思います」

演劇を観るきっかけをつくりたい

演劇を観る人々の間口を広げたいという思いで、若者も気軽に足を運びやすくなる機会づくりをされているとのことです。

「若い世代の方にも気軽に足を運んでいただけるように、25 歳以下のチケット料金を設けています。通常のチケット料金の半額以下で、映画のチケット代とほとんど同じくらい。若い方にはぜひ活用してほしいです。またこのシリーズは、県内では珍しく5日間公演をしています。通常の公演だと、土日2日間や、平日1日のみのことが多いんです。しかし「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズは、学校やお仕事の都合で「平日だけ」や「土日だけ」しか来られない方でも、それぞれの予定に合わせて観ていただけるように、平日土日を含めた日程を設定しています。この機会にぜひ沢山の方に来ていただきたいです」

【公演について】

「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズ

宮崎の女性と男性をあらわす方言「ひゅうがかぼちゃ」と「いもがらぼくと」。しっかり者の女と頼りなくお人好しな男。宮崎を舞台に今を生きる人々の営みから、日本の今を見つめた新しい物語を紡いでいきます。

message

たのかんさあ。田の神さま。田んぼの前、いろんな道、いろんなお顔や、姿の、田の神さまが、ヒトの営みを見守ってくれています。ヒトはみんな違ってて、ヘンテコでいびつ。正解もわからないし、それでも生きる。あくせくだか、のほほーんだかヒトは生きる。ヒトの事、ヒトの中で起こっていく事、移り変わっていく事。ずっと見ていくしかない。見てても分からない。謎。これはそんなヒトのおかしみを見つめる物語になりそうです。

演出 立山ひろみ

【公演情報】

日時:20192/27(水)、2/28(木)、3/1(金)開演時間:19時~

   20193/2(土)、3/3(日)開演時間:14時~

※3/2(土)は終演後にアフタートークあり

 

会場:メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)イベントホール

チケット料金:一般 3500円、U25 1500鑑賞時25歳以下、ペア割 6000前売りのみ

 

【チケット取り扱い】

・メディキット県民文化センターチケットセンター 0985-28-7766

[窓口・電話受付]午前10時~午後30分(月曜休館/月曜日が祝日の場合は翌平日休館)

WEB]県劇ホームページで24時間予約・購入できます。

・宮崎山形屋 0985-31-3202・宮交シティ 0985-51-1311

・チケットぴあ 0570-02-9999コード 490-807

【主催・お問い合わせ】公益財団法人宮崎県立芸術劇場 0985-28-3208

 

記事内写真提供:撮影 黒木朋子

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