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アナウンサー 永井友梨さんのイメージ画像

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2020.10.09

インタビュー

アナウンサー 永井友梨さん

幼いころから夢見ていた
アナウンサーの道へ

 宮崎市出身の永井さんは、早稲田大学を卒業後、2014年にUMKテレビ宮崎に入社。UMKスーパーニュースのキャスター(水~金)やニュース情報番組「U-doki」のMCなど、さまざまな番組で活躍中です。
―アナウンサーになろうと思ったのは?
小学生の時に見た「女子アナ。」というドラマがきっかけです。毎日違う場所に行き、いろんな人と出会って話をして、取材したことを伝えるという仕事にとても魅力を感じました。もともとおしゃべりが好きで、人前で話すことも苦ではなかったんです。なので小学校は放送委員会、中学・高校は放送部に入り、校内放送や運動会の実況などをしていました。大学時代にはアナウンススクールに通い、発声や発音・アクセントのほか、原稿の読み方やフリートークなどを学びました。ライバルでもあり同志でもある仲間がたくさんできて、楽しかったです。他県で活躍している人もいて、今でも交流が続いています。

学業の傍らアルバイトをして、アナウンススクールに通う費用を捻出していたのだそう

諦めなければ
必ずご縁がある

―就職活動はどうでしたか?
正直きつかったです。キー局やローカル局など、何十社もエントリーしたのですが、最終面接で落とされることもあって。仲間が次々と採用されていき、焦りもありました。ですが「諦めなければ必ずどこかとご縁がある」と信じて受け続けました。子どもの頃から見ていたUMKに採用が決まったときは、すごく縁を感じましたし、うれしかったです。
―アナウンサーの仕事はどうですか?
入社して3カ月目に「初鳴き」といって、初めてニュースを読みました。画面に出る以上、キャリアは関係なく、テレビ局の代表として見られます。視聴者に正確な情報を伝えなければいけないと、責任の重さを強く感じました。テレビを見る側から作る側になって分かったのは、番組に関わるスタッフの多さや準備にかける時間、伝えたいという熱量。なので視聴者からの反響が大きいと、やりがいもひとしおです。

「取材先で出会った方の人柄に触れると元気をもらえます」と永井さん。言葉や映像を通してその魅力を視聴者に伝えたいと奮闘中

魅力いっぱいの宮崎で
好きなことを見つけよう!

―宮崎で働く魅力は何でしょう?
学生時代は宮崎には何もないと思っていたのですが、社会人になって実は自然豊かで食べ物がおいしく、人が温かいといった魅力にあふれていることに気づきました。さらにコロナ禍で感じたのは、地元だと近くに家族がいるという安心感。どこで働くかということも大事な時代になってきていると感じます。
―就職を考えている若者へメッセージを。
何のために働くかは人それぞれですが、楽な仕事はありません。だったら、好きなこと・興味のあることを仕事にすれば、何があっても前向きに取り組めると思うんです。皆さんはまだ選択肢がたくさんある時期。さまざまな体験や情報を通して「これやりたい!」というものを見つけて欲しいです。私も初心を忘れず、安心感・信頼感を持ってもらえるアナウンサーを目指してこれからもがんばります!

今年になって始めたウクレレは、月2回レッスンに通っている。ステイホーム中に腕を上げ、生中継で演奏を披露したことも

 

UMKテレビ宮崎
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