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2020.10.30

コラム

20do学生レポ企画! Vol.1「サポステ」に行ってみた!

 20do学生レポ企画!現役大学生に、さまざまな現場に出かけて取材をし、原稿を書く!という体験をしてもらいました。今回から3回にわたってお送りします。まずは自己紹介から♪
 宮崎市出身の三續(みつぐ)佳奈未です。宮崎公立大学人文学部国際文化学科4年生です。大学では興味のある韓国語とメディア・デザインに特に力を入れています。趣味は旅行とダンス。将来は地元宮崎で、宮崎の人たちの笑顔や温かさを身近に感じられる仕事に就きたいです。

事前に質問事項をたくさんノートに書き留めて取材に臨んだ三續さん(撮影のためマスクを外してもらっています)

求職者の職業的自立をサポート!

 私が取材したのは、宮崎市老松にある「みやざき若者サポートステーション(通称:サポステ)」です。サポステでは、キャリアに関する悩みを抱える人に向けたサポートを行っています。大きく分けて、個別相談・セミナー・職場体験・定着支援の4つの支援があり、仕事をしていない人や定時制・通信制の学校に通っている学生で、15歳~49歳の人なら誰でも気軽に利用することができます。学校生活や就職活動、仕事の悩み・疲れなど、さまざまな思いを持った人たちに対して、“自分の見えていない良さ”を探すためのサポートをしています。

取材に快く対応してくれた、統括コーディネーターの小原尚美さん(撮影のためマスクを外してもらっています)

振り返りまで行う手厚い支援

 個別相談に加えて、多種多様なセミナーや企業の講話、職場体験(ジョブトレ)、仕事を続けていくための定着支援など幅広い支援を受けられることに驚きました。ここでは、どんな活動を行うにも目標を定めて、それに向かって行動し、しっかりと振り返りを行うそうです。そうすることで自己分析ができるため、自分の強みや新しい一面に気づき、自信につながっていくのだそうです。普通は行動して終わってしまいがちですが、最後に振り返りをすることで自分の変化を実感できるのは魅力的だと思いました。

現在はコロナ対策のため、来所による支援とオンラインによる支援を併用。またZoomでのセミナーも行っている

アットホームな雰囲気

 小原さんをはじめ、スタッフの皆さんは「傾聴」を大切にしており、利用者の言葉の裏にはどんな思いがあるのか、どんな支援ができるのか常に考えて話し合っているそうです。そのため、利用者が目を合わせてくれたり、挨拶をしてくれるようになったりと、たとえ小さくても変化が見られることがうれしいと小原さんは話していました。また「このような変化はサポステのおかげではなく、自分の力で得たものだと気づいてほしい」という言葉に、スタッフの皆さんの温かさを強く感じました。

 

取材協力
■みやざき若者サポートステーション
宮崎市老松1丁目4-21 Kビル2F
☎︎0985-25-4345
http://www.saposute-miyazaki.jp
公式LINE @980suma