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2021.01.25

サービス業

株式会社 家族葬のファミーユ宮崎支社

美容師から葬祭業へ転身
裏方として葬儀を支える

 10代の頃は自分の将来像が見えず、面白そうだという理由で美容専門学校に入りました。卒業して東京の美容院に就職しましたが1年ほどで宮崎へ戻ることに。市内の美容院で働いて3年が経ち、転職を考えるようになった頃、母に薦められたのが家族葬のファミーユでした。母自身も家族葬のファミーユで働いており、葬儀ディレクションから式場のデザインまで多岐にわたる職種があること、組織的にも全国規模の大きな会社だと教えてくれました。何より長年バリバリと仕事をしている母の姿を見ていたので、なじみのなかった「葬祭」という業界に興味が湧きました。お客さまと1対1で接する美容師の仕事も楽しかったですが、今は裏方に徹してたくさんの方の思いを形にしている事を誇らしく感じています。

高校生の頃は工業系→美容師→葬祭「畑違いの仕事だけど楽しんでいます」と三浦さん

祭壇や供花を作る時は
花の1本1本に心を込める

 仕事内容は、ホールへの祭壇花の搬入や花の飾り付けなどです。美容院にいた頃にアレンジフラワーを見る機会が多くありましたが、その時には自分が将来制作に関わることになるとは思ってもみませんでした。祭壇は、デザインは同じでも葬儀をされる方にとっては一度限りの大切なものです。私も大事なお別れの儀式だという気持ちで、花の1本1本に心を込めて作ります。祭壇は当社規定のものだけでなく、母の日など季節のイベントに合わせたオリジナル祭壇を制作することも。デザインは上司が手掛けていて、そのセンスにはいつも驚かされます。私もいつか自分でデザインした祭壇でお客さまに喜んでいただきたいので、多くの供花に携わって腕を磨いているところです。

会社の倉庫には市場から仕入れた花がたくさん!毎日、22あるホールに毎日花を作って届ける

大切なお別れの場所、
人を思いやる仕事

 入社前は葬祭業に対して冷たいイメージを持っていましたが、実際に入ってみてスタッフがみんな温かい気持ちで葬儀に向き合っているのだと気付きました。当社がご提供している小規模の「家族葬」は、故人さまやご家族との心の距離が近いのが特徴です。私たちスタッフは、「こうしたら喜んでくれるかな」と故人さまを思いながら仕事をしています。葬儀が終わったとき参列された方々から「よいお別れができた」と聞くとホッとするし、やりがいを感じます。また常に誰かを思いやることを大切にしている職場なのでスタッフ同士の仲も良く、ストレスはほとんどありません。休みは家で本を読んだり、好きなお酒と手作りおつまみで「家飲み」したりしています。

休日には、ハイボールと自分で作ったおつまみでのんびり過ごす

 

三浦勇樹(みうらゆうき)
【プロフィール】
平成6年生まれ。宮崎市出身。宮崎第一高等学校卒。
平成31年入社。式典デザイン課所属。

株式会社 家族葬のファミーユ宮崎支社
業種:サービス業
設立年月:平成12年7月
所在地:宮崎市柳丸町59–2
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