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知らない土地だからこそ、まっさらな目で見ることが出来る

インタビュー - 2017.10.03
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 2017年7月、宮崎の雇用創出を目的に立ち上がった宮崎市『夢。創造』協議会。谷口静香さんは、新たな視点で地域資源の発掘やそのブランディングなどのプロジェクトを担当するチーム(通称:Q design lab.)のディレクターとして参加している。谷口さんは、昨年、宮崎に移住したばかり。なぜ宮崎の地域づくりに携わることになったのでしょうか。

東京以外の土地を知らないままでいいのか

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 東京生まれ、東京育ちの谷口さん。これまで東京から離れて暮らしたことはありませんでした。学生時代、憧れだったインテリア関係の仕事のチャンスを見つけると、休学してオープニングスタッフとして働いていたという行動力の持ち主です。それからおよそ6年間、インテリアの販売業務に携わる仕事をしたのち、広告代理店に勤務。移住する直前まで営業スタッフとして働いていました。

 しかし、「このまま他の土地に住む経験をしなくていいのか?」という気持ちが湧きはじめ、移住を考えるように。真っ先に思いついた移住先は、サーフィンで何度か足を運んだ宮崎でした。しかし東京での仕事に心残りもあって、移り住むまでに半年間悩んだそうです。「当時、勤務していた広告代理店での仕事が軌道に乗り始めたばかりでした。でも長い人生の中でこのまま他の土地に住む経験をしなくていいのか?と思いが強くなって、宮崎で生活することを選びました」

東京ではありえない体験ができる宮崎

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 「東京にいるときは、時間に追われていて、気持ちにゆとりがなかった気がします。宮崎ではゆとりがある考え方や生活をする人がたくさんいるので、私自身も気持ち的にゆとりが出てきたと思います」と谷口さん。移住後は就職への不安もありましたが、宮崎には東京にはない仕事の魅力を感じたといいます。「東京ではまず会うこともできない大手企業の経営者の方と話す機会に恵まれたりします。また行政の方とも一緒に仕事ができることも宮崎だからこその魅力です」

宮崎の人たちと「0」から「1」をつくりたい

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 谷口さんが宮崎市『夢。創造』協議会に参加したのは、誰かの夢や希望につながるような仕事がしたかったから。プロジェクトの開始から3か月、新たに感じたことがありました。「宮崎で仕事をして印象的だったのは、チャンスをつかむ機会が多いことです。なので、経験がなくてもディレクターという役割に挑戦できたと思います」谷口さんにとって、ディレクターとしてプロジェクトを引っ張る仕事は初めての経験。はじめは不安もあったのではないでしょうか。「今までディレクターという仕事を意識したことは、正直なかったです。私に経験がない分、メンバーが不安に感じないか考えることが多かったですね。でも、調整役として、みんなと一緒に成長していければいいと気がつきました」また谷口さんは、宮崎市『夢。創造』協議会のメンバーで唯一の県外出身者でもあります。「新鮮な目で宮崎を見られて、率直な感想を言える立場だと思っています。商品の魅力であったり、地域資源だったり、常に第一印象のイメージを大切にしています」

大切なのは自分のあり方を具体的にイメージすること

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 谷口さんは、仕事の上で「能動的に動くこと」の大切さを常に意識しているといいます。でも頭ではそれが大切だとわかっていても、実際には、積極的に仕事に向き合えずに、もどかしく感じることも。そんな私自身の悩みを谷口さんにぶつけてみました。「確かに、わかっていても行動に移すって難しいのかもしれないですね。これからは、先のことを考えて常にどうなっていきたいのかイメージして行動することが、大切になると思います」具体的なイメージをもって取り組むことで積極的に行動ができるようになると話を聞いて、私自信の仕事に対する不安も少し取り除いてもらった気がしました。

 新しい土地で挑戦し続ける行動力のある谷口さんによって、もっと宮崎が元気になっていく気がします。