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高校生ライターが直撃!「もっともっと宮崎を知りたいから、密着する」

インタビュー - 2018.03.28
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 『地域の「らしさ」を誰もが楽しめる社会をつくる』をコンセプトに、地域のプロジェクトに特化したクラウドファンディングをサポートするFAAVO。1年前、若草通に『wakakusa Office』を構え、地域密着型のコミュニティを持っています。宮崎を盛り上げようと奮闘する人たちを手助けするFAAVO事業部キュレーターの宮下聡一郎さんにお話を伺いました。宮下さんは、プロジェクトを立ち上げたいと思っている人の相談に乗ったり、プロジェクト後のフォローをしたりしています。

原点

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 去年、関東での仕事をやめて宮崎に帰ってきました。僕自身、宮崎は好きなんだけど「好きが半分、嫌いが半分」でした。好きだけどこうなればいいのに、と思うところがあったんです。宮崎に帰ってきたばかりのとき、久しぶりに若草通りに行ったら意外とお店もありました。お店の方のお話を聞くと、みなさんやりたいことを胸に秘めていました。でも資金作りに困っている人がほとんど。地域で頑張る人たちのサポートがしたいなぁって思っていたときに、たまたまFAAVOという会社を見つけて、説明会に行きました。そこで代表の地域を想う話にすごく共感したんです。当時から行きつけだった「恋史郎コーヒー」というカフェのオーナーに「FAAVOに入ろうと思っている」って相談したら「入ったらいいやん」って背中を押してくれました。色々なご縁があって今に至ります。

とことん向合うことも大切

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 お客さんのニーズをつかむために、一つは色々な質問を相手に投げかけるようにしています。相手が何を求めているのかというのは、会話して色々な引き出しを開けてあげないと自分で気づいていないだけだったりするので。用意してある質問からどんどん深掘りしていく感覚です。お互い本気だからこそぶつかっているわけで、本気でやりたいことなら質問も出るし衝突もします。でもそれを僕一人で抱え込まないように、上司にきちんとホウレンソウしています。相談って大切だし、たくさんの人の意見を聞くことも大切。二つ目は心を開いてもらうのも重要なので、自分と共通しているところってどこかなって探します。あと、プロジェクト後のお客さんとの関係が大事だと思うんですよね。実は、恋史郎コーヒーも、僕の入社後に起案して、今ではFAAVOと業務提携を結んでいます。よく行く店の店主が仕事のパートナーになるなんて、おもしろいですよね。そういった繋がりは財産かなって。

宮崎を知りたいから“密着”する

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 FAAVOの周りのお店の人たちとはよくコミュニケーションをとっていますよ。洋服屋もよく行くし、ランチで行く飲食店もそう。まちの人とよく接しておかないと、まちの事情とか分からないですよね。僕もただ好きで行っているだけですが、そういった意味ではスタッフの中で一番若草通と自然に関われているんじゃないかなと思います。でも、そういう中で目標にチャレンジしたい人を紹介してもらっているので、地域との関わり方って難しいけれど、商店街にいる人たちと関わることはとても大事だなぁと思います。若草通が活気づいているかって言われたらまだまだ難しいです。まだ若草通の人たちとの関わり方が浅いかなと思っています。FAAVO主催のイベントをしてみたり、話を聞いたりして、何かをやりたいっていう人がいるなら僕らをもうちょっとうまく使ってほしいと思います。そうすれば商店街全体もにぎやかになるんじゃないかとは思います。僕らももっと密着しないといろいろな情報も入ってこないので、まだまだこれからですね。

取材後記

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 「なるべく人の立場に立って考えるようにしています。」と語る宮下さん。私たちの質問に真剣に答えつつ、おもしろい冗談を言って会話を和ませてくださいました。さまざまな経験をしてようやくたどり着いたFAVVOで働くうちに、宮崎県で何かしようとする人たちと出会い、お客様と一緒にプロジェクトを企画・実行していくことで、宮下さん自身も宮崎県をもっと活性化させたいという思いが伝わるインタビューでした。

(文 宮崎商業高校 国際経済科 中村 亜衣、成松 羽彩希、渡邊 夢華)