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2020.10.19

建設業

株式会社九建

趣味を通して
人と仕事に出会う

 大学卒業後、宮崎や福岡の企業を経て、昨年9月に当社に就職しました。入社のきっかけは趣味のソフトボール。小学2年生の時に野球を始め、都城商業高校時代はサードで4番を務めました。甲子園を目指していたのですが、県大会の決勝で残念ながら敗退。大学を卒業してからは、社会人の硬式野球部に入ったり、趣味でソフトボールを始めたりと、プレー自体はずっと続けていました。当社との出会いも、堀口専務が監督を務めるソフトボールチーム「堀口タイガース」に入ったことが縁。当社の仕事に興味を持ち、入社を決めました。

10月初旬には石川県金沢市に1週間ほど出張し、結婚式場の洗浄作業を行った

汚れを落とし
気持ちのよい環境を

 建設事業部と特殊洗浄事業部からなる当社は、飲食業や不動産業、運送業などを手掛けるサンテル株式会社の系列会社です。自分が所属している特殊洗浄事業部では、あらゆる素材や場所のカビ・水垢などを分解洗浄するほか、洗浄後のきれいな状態を長持ちさせるための特殊コーティングを行っています。施工対応エリアは県内だけでなく全国各地。コロナ禍で依頼が減った時期もありましたが、除菌・防菌に注目が集まっているため、現在は業績も回復してきています。汚れをきれいに落とすことで、多くの人が気持ちよく利用できる環境をつくれるこの仕事にやりがいを感じています。

4月末、コロナの影響で人通りが激減した一番街を明るくしたいと清掃ボランティアを実施。人体にも環境にも優しい工法で街の美化に貢献

野球で学んだことを
仕事で活かす

 この日の取材で感じたのは、職場の雰囲気の明るさでした。月野さんが「考えて動くより、動きながら考える!」がモットーと話すと、堀口専務から「現場では常に走っていて、せっかちのレベルが高い(笑)」と明かされる場面も。とにかく元気がいいとお客さまからも評判なのだそうです。「野球を通して学んだことは、人を思いやる心やチームワークの大切さ。会社というチームで、自分の果たすべき役割は何なのかを考えています」という月野さんの言葉が印象的でした。
 今年の春には長男が誕生し、ソフトボールの練習や試合がない休日は、もっぱら家族で公園へ。趣味や仕事を通じて出会った人との縁を大切にしながら、時間に追われない宮崎のゆったりとした環境の中で、充実した日々を送っているそうです。

西日本大会で優勝経験もある「堀口タイガース」。メンバーは現在25人。月野さん(写真後列右端)はキャッチャーを任されている

 

月野祐輔(つきのゆうすけ)
【プロフィール】
昭和60年生まれ、三股町出身。宮崎産業経営大学卒業。
令和元年9月入社。特殊洗浄事業部所属。

株式会社 九建
業種:建設事業、特殊洗浄事業
設立年月:平成17年9月
所在地:宮崎市生目2473
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