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2020.12.01

コラム

20do学生レポ企画!Vol.3 「フローランテ宮崎」で、先輩に会ってみた!

 現役大学生に、さまざまな現場に出かけて取材をし、原稿を書く!という体験をしてもらう20do学生レポ企画!第3弾は、南九州大学環境園芸学部の田之上さんと下池田さんがフローランテ宮崎で働く先輩を訪ねました。まずは2人の自己紹介から!
・都城市出身、環境園芸学科3年の田之上舞香(たのうえまいか)です。庭の設計や施工方法などを学んでいます。趣味は映画鑑賞で、母おすすめの『レオン』『フォレスト・ガンプ/一期一会』など古い作品もお気に入りです。
・同じく3年の下池田真輝(しもいけだまき)です。植物、生物に広く興味があり、自然環境実習やガーデニング実習、昆虫学など楽しみながら学んでいます。趣味は読書と描画。将来は、植物や公園の管理、緑化事業の仕事に就きたいです。
(写真左から田之上さん、先輩の市谷さん、下池田さん)

大好きな宮崎で働きたい

 まず、田之上が植栽スタッフの市谷諒平さんについてリポートします。市谷さんは、私たちと同じ南九州大学の出身で就職の際、地元が好きで離れたくないという思いから宮崎の企業に決めたそうです。私も宮崎で生まれ育ち、両親のいる宮崎県内での仕事を希望しているので共感できました。「天候に左右される屋外なので大変な事も多いけれど、お客さまが花を見て喜んでくれる姿がうれしい」とのこと。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でイベントや、夜間営業の中止などを余儀なくされているそうですが、「きれいに手入れされた花と緑に触れる気持ち良さをPRしていきたい」と市谷さんは話していました。

田之上さん「ここのインターンシップに参加したいと思っていました!」市谷さん「いつ来ても作業はたくさんありますよ!」

花の植え替えを体験

 私、下池田は作業体験をお伝えします。私たちは、市谷さんが担当している『洋風の家』の花壇で花の植え替え作業をしました。市谷さんから「根を軽くほぐす」「植えた後は土を優しくかけて押さえつけない」など、注意点を聞きながら行いました。花壇のデザインを考える時には、夏と冬では植物の茂り具合が違うため、植える間隔を変えるなどの工夫をしているそうです。植物の特徴や生長を確認しながら来園者にどう見せるかを考えてデザインするのは、難しいけれど面白そうだと思いました。市谷さんは、「市民参加型の植え付け体験」の企画や花苗の発注も行っています。体験では参加者の生の声を聞くことができるので、やりがいがあるそうです。

「慣れてるね、作業が早い」と市谷さん。イラストが得意な下池田さんが、植え替えしたサルビアと園内施設『月のガゼボ』のマリーゴールドを描きました

大変な時こそ前を向いて(田之上)

 一人で黙々と作業をするので、お客さまの反応を目の前で感じられると楽しいなと思いました。以前、夜のイベントに訪れた時には気付けなかった色鮮やかな花や、きれいに整備されている芝生を見ることができて感激でした。「コロナ禍だからできる事」を考えて動いているスタッフの姿にも感動。多くの人に、この美しい花と緑を見てもらいたいです。

来園者との心の距離(下池田)

 市谷さんは、来園者から「きれいに管理してくれてありがとう」と声かけされることがうれしいと言っていました。自分の仕事への自信にも繋がるし、私も同じ立場だったらうれしいと思います。そんな来園者とスタッフとの心の距離の近さや環境の良さもフローランテ宮崎の魅力だと思いました。これから施設がどう変化していくのか楽しみになりました。

市谷さん「今、スタッフ皆で、ガーデンや草花の展示にさらに力を入れています!」
 

取材協力
■フローランテ宮崎
宮崎市山崎町浜山414-16
☎︎0985-23-1510
https://www.florante.or.jp/index.html
Instagram 【florante_miyazaki
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