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シンガーソングライター Hikaruさんのイメージ画像

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2021.03.11

インタビュー

シンガーソングライター Hikaruさん

SNSで世界とつながる
どこにいてもメジャーになれる

 ホームセンター『ハンズマン』のテーマソングを歌っているシンガーソングライターのHikaruさん。今年、宮崎公立大学を卒業する彼女に今までのこと、そして今後のアーティスト活動について聞きました。
ー音楽活動をはじめたきっかけは? 
子どもの頃から歌うこと、音楽そのものが大好きでした。4歳からピアノを始め、中学では吹奏楽部でトランペットを吹いていました。初めて観客を意識したのは中学3年生の定期演奏会で幕あいに歌った時。その動画を叔母がFacebookに上げたところ、地元企業のハンズマンさんから「会社のテーマソングを作ってほしい」と依頼され、初めて作詞・作曲をしました。この曲をきっかけに地元や県外のライブに呼んでいただけるようになりました。
ー活動はどのように行っていますか?
大学生になってInstagramやYouTube、TikTokで、「Shiny Hikaru」として洋楽カバーの動画配信に力を入れるようになりました。SNSで私を知ったアーティストの方から声が掛かって一緒に福岡や東京でライブをしたり、創作をしたりと、活動の場所も内容もかなり広がっています。今回のコロナ禍では私の動画を世界中の方々が観て、フォローしてくれ、応援コメントもたくさんいただきました。東京でなくてもメジャーになれるという自信になったし、自分の可能性も信じることができるようになりました。

洋楽のカバーのほか、ファンからの質問に答える動画も。撮影は親戚が経営するレストランで行っている

学生生活を経て
楽しみな未来へ

ー学業とアーティスト活動の両立はどうでしたか?
私の歌のルーツは、母に影響されて聴いていた洋楽です。英語で歌いたい、英語を上手に話したい一心で、中学1年生から高校3年生まで、さまざまなスピーチコンテストに挑戦しました。優勝してアメリカ旅行を賞品でいただいたことも。宮崎公立大学は語学教育が充実しているので、英語のスキルを高めるにはとてもいい環境です。勉強もアーティスト活動も充実させようと決めていたので、どちらも頑張りました。一生の友人と言える人との出会いもあり、これからの私にとっても意義深い学生生活を送れました。
ー今後の予定を教えてください。
今年で「現役大学生シンガーソングライター」は卒業、本格的に音楽を仕事にします。すでにいくつか企画があって、まだ詳しいことはお話しはできませんが、きっと素敵なものになると思います。今、配信しているのは洋楽カバーのみなので、オリジナルの曲を増やしたいですね。

ライブでのHikaruさん。9歳の時に母の親戚が住むオーストラリアに20日間滞在したことをきっかけに、本格的に英語に取り組むようになった

自分が幸せを感じること
やりたいと思えることに進もう!

ー宮崎のまちや人がHikaruさんに影響を与えたところは?
歌うことで言えば、家族や周りの人の穏やかさが私の声をのびのびと育ててくれたかもしれませんね。それに宮崎の海、山、空、豊かな自然を感じながら気持ち良く創作活動しています。県外でライブを行う時には必ずMCで宮崎の紹介をします。私の歌を聞いて「情景が浮かんだ」とコメントされるとすごくうれしい!
ー宮崎の同年代の人たちに、エールをいただけますか。
今、社会が多様化していて、私たちにはたくさんの選択肢があります。だからこそすごく迷うこともあるし、どんなことにも「正解」はないのかもしれません。私自身にも言い聞かせていることですが、自分が幸せを感じること、やりたい!と思う気持ちを意識して前へ進んでいきましょう。

「SNSは世界中にいる同じ趣味の人とつながることができ、視野が広がります。あなたにも、いい出会いを!」

 

Instagram shiny_hikaru
YouTube @shiny_hikaru
TikTok @shinyhikaru
宮崎公立大学公式チャンネル