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大学2年生で インターンシップを経験のイメージ画像

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2021.04.22

就活レポ

大学2年生で インターンシップを経験

Twitterの一言が
私を変えた

 「人生迷っているヤツは行けばいい!」。昨年の夏、授業を受けている大学の講師がTwitterにこう呟き、『DIVE!ミヤザキ・プロジェクト』についてツイートしていました。私は宮崎大学地域資源創成学部の新3年生。この学部は、地方創生分野で活躍できる人材育成を目指しており、私はその中でもマーケティングや経営などを学ぶ企業マネジメントコースを選択しています。1年生の時は、サークルにも入らずコンビニでのアルバイトに明け暮れる日々。ふと「大学で何を頑張ったと人に話せるのか?」と自問し、2年生になってアルバイトを辞めました。将来を考え、インターンシップに参加しようと考えたのですが、引っ込み思案な性格でなかなか勇気がなくて…。そんな時、冒頭の言葉に衝撃を受け、とにかく飛び込んでみようと、プロジェクトに参加しました。

同プロジェクトは、インターンに入る前の面接や事前研修もリモートで開催

オンライン+現場
いいとこ取りのプロジェクト

 『DIVE!ミヤザキ・プロジェクト』は、宮崎大学 産学・地域連携センター 地域人材部門 Capa+(キャパタス)が行っている宮崎版インターンシップ事業です。このプロジェクトに参加しようと決めたもう一つの理由が、4カ月の期間中、ほぼZoomでのオンラインミーティングという点。いきなり企業に行って、知らない人たちと仕事をすることに不安があったので、このスタイルは私にぴったりでした。参加企業もいろいろあったのですが、テーマが新商品開発で社長も優しそうな(笑)『株式会社ひなたいちご園』を選びました。参加した同大農学部、宮崎国際大学の学生と、同園の長友社長、Capa+のコーディネーターの5人で、週1回1時間、いちごを使った商品の開発について意見を交わしました。オンラインミーティング以外では、いちごの定植作業をしたり、ジャムを作っている工場を見学したりしました。

昨年9月~12月に行われたインターンシップで、実際に対面したのは数回ほど。しかしオンラインで話をしていたので、会っても緊張せずに会話ができたそう

就活は早いうちから
行動するべし!

 オンラインミーティングに出席する中で、表情や相づちなどリアクションをきちんとすることの大切さを学びました。今回のインターンシップでは、牛乳と混ぜるといちごミルクになるというソースの開発に携わりました。ずっと興味があった商品開発の仕事ですが、実際にやってみると商品化するまでの過程がとても難しいことが分かり、自分の適性や本当にやりたいことについて改めて考えるいいきっかけになりました。3年生になると、本命の企業のインターンシップしか参加しない学生も多いと思いますが、私は2年生のうちに宮崎の企業を知ることができて、就職に対する考え方も大きく変わりました。それまで都会の大企業に就職することに憧れていましたが、自分のやりたいことをやる楽しさや充実感・達成感は、地元の中小企業の方が味わいやすいかもしれないと考えるようになりました。将来について迷っている学生がいたら、「とりあえず飛び込んで(DIVEして)みよう!」とアドバイスしたいです。

春休み期間中は、学部の必修科目として再び同園でインターンシップに参加。『YouTubeを利用した集客力アップ』をテーマに撮影や編集を行った

 

長友 萌花(ながとも もか)
【プロフィール】
平成12年生まれ、宮崎市出身。宮崎南高校卒業後、宮崎大学地域資源創成学部に入学。4月から3年生に。

「DIVE!ミヤザキ・プロジェクト」の詳細は、宮崎大学 産学・地域連携センター 地域人材部門 Capa+(キャパタス)
宮崎市学園木花台西1-1
☎︎0985-58-7868
https://www.miyazaki-u.ac.jp/capatasu/