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CHARM  長田考允さんのイメージ画像

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2021.09.21

インタビュー

CHARM 長田考允さん

人と違うことをしたいと
飛び込んだ花の業界

 東京でイベント装花の経験を重ね、雑誌やテレビで紹介された実績もある長田考允さん。帰郷して、自分の店を持ってからは、音楽家が演奏するかたわらで、花を生けるパフォーマンスも行っています。

-今の仕事を目指したきっかけは?
中学生の頃から何か人と違うことで、手に職をつけたいと思っていました。祖母の影響で花に関心があったし、男性が少なそうだから活躍できるかもと、フラワーデザインも学べる東京のビジネス系専門学校に入りました。在学中に、学校の先輩から外資系ホテルの装花部門のアルバイトを紹介してもらい、卒業後そのまま就職したんです。
-ホテルでの仕事はどうでしたか?
覚悟はしていましたが、かなりハードでした。でも、結婚式やパーティーなどのイベント装花を経験したことが、その後の自分のキャリア形成に役立ちました。

「当時からのご縁で、今も仕事を頼まれて、よく東京に行きます」と長田さん

東京での経験をステップに
自分の店を故郷で

-Uターンしようと思ったきっかけは何かあったのですか?

ホテルで働いて5年目ぐらいのとき、職場の元先輩から、イベント装花部門を立ち上げたいと誘われ入社しました。そこで6年間経験を積んだのですが、テレビや専門誌で紹介される機会にも恵まれて。もともと宮崎に帰るつもりでしたし、雑誌に掲載される夢がかなって、一区切りついたと思って帰郷を決めました。
-宮崎に自分のお店を持とうと思った理由は?
東京での経験を生かして、自分のカラーを出した店をつくりたいと思ったんです。また、自分のペースで仕事をしたいというのもありました。

長田さんのセンスが光る店内。生花はもちろん、ドライフラワーも多数販売している

裏方の仕事に留まらず
舞台で技術を表現

-お店のことを教えてください。
東京の市場から直接仕入れているため、宮崎では手に入らない花も取り扱います。自宅用から贈答用、ウェディング用まで客層は幅広いです。人と違うことがしたいという思いは今も同じで、店でヨガイベントを開くなど面白そうと思ったことはどんどんやっています。現在、店の隣も借りて新しい企画を計画中です。
-舞台でのライブパフォーマンスもされていますね。
イベント装花の技術を生かし、音楽家の演奏に合わせて花を生けることもしています。私もメンバーの一員であるユニットが今年CDを出したので、今後ツアーに参加することもあると思います。ゆくゆくは海外でもパフォーマンスしてみたいですね。

パフォーマーの顔を持つ長田さん。「音楽が流れている時間内に作品を完成できるか毎回ドキドキします」

 

CHARM 
宮崎市祇園3-67 EKビル101
☎0985-74-7877
営 11:00~18:00
休 第1・3月曜日、毎週火曜日
公式ホームページはこちら
Instagram   CHARM  @charm.flowers
      花うつわ @hana__utsuwa