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まち

1年越しの晴れ姿〜令和3年成人式典〜のイメージ画像

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2022.01.12

コラム

1年越しの晴れ姿〜令和3年成人式典〜

気持ちも新たに
人生の節目を祝う

 昨年1月、中学校区ごとに開催が予定されていた令和3年成人式はコロナ禍で中止に。しかし、ほかの学年と同じように参加する機会をと、宮崎市が12月30日に改めて令和3年成人式典を開催しました。式典は宮崎市民プラザで行われ、264人が出席。戸敷市長が「魅力ある宮崎市になるためには、皆さんの力が必要です。未来を担う皆さんの限りない可能性に期待しています」とエールを送りました。
 これに対し、倉地美樹さん(大宮中卒)が「多くの人に支えてもらって20歳を迎えることができました。ピンチをチャンスに変え、物事をポジティブに捉えることができる社会人になりたいです」、河野晃輝さん(宮大附属中卒)が「大学を卒業したら、県外から『関係人口』という形で大好きな宮崎を応援し、貢献したいと考えています。困難も多いと思いますが、優しく、たくましく生きていきます」と誓いの言葉を述べました。

①受付では、PCR検査の陰性証明書やワクチン接種の証明書を提示。②成人誓いの言葉を述べた2人。③ロビーには花のフォトスポットが設けられた。④式典では、祝賀動画の上映も

参加者インタビュー①
宮崎学園中卒

福重 伶那さん
「式典は、私たちが『大人』になった節目になると思い、出席しようと決めました。私は福岡で1人暮らしをしています。親元を離れて時間の使い方が自由になったので、自分の生活態度には責任を持とうと思っています。将来像はまだ具体的に描けていませんが、親戚がキャビンアテンダントをしていて、その姿に憧れています」

庄村 咲希さん
「この着物は、成人式のために両親が作ってくれたので、着ることができて良かったです。私も福岡で1人暮らしをしていて、今年は宮崎にほとんど帰ることができず、自分のことは自分でやらなければいけないという自覚が生まれました。就職は県外企業を考えています。笑顔で周りの人を元気づけることができる人になりたいです」

素敵な晴れ着で式に参加した福重さん(写真左)と庄村さん

参加者インタビュー②
大塚中卒

大津 凛生さん
「県外の大学に通っています。式に参加して、やっと大人の仲間入りができたという実感が湧きました。宮崎は友達も多く、食べ物もおいしいので帰ってくるたびにほっとします。体育学部に在籍しているので、将来はスポーツに関わる仕事に就きたいです」

牧之瀬 唯さん
「両親に作ってもらった着物で参加できてとてもうれしいです。両親も喜んでくれました。歯科技工士として、これからもっと腕を磨きたいと思います。せっかく宮崎に住んでいるので、サーフィンにも挑戦してみたいです」

小池 友誉さん
「1月の成人式が中止になって残念でしたが、このような形で開催してもらえてよかったです。そろそろ就職活動が始まるので、いろんな企業を見てみたいです。就職はもちろん大好きな宮崎でと考えています」

写真は左から大津さん、牧之瀬さん、小池さん。大津さんと小池さんは、中学時代サッカー部に所属していた頃からの仲良し

参加者インタビュー③
宮崎大学教育学部附属中卒

三浦 こころさん
「成人式は、ずっと前からパンツスーツで参加したいと思っていました。成人式を迎えて、気持ちの変化は特に感じていませんが、理想としては、落ち着いた大人になりたいです」

竹下 舞乃さん
「福岡の大学に通っています。将来の方向性はまだ固まっていないのですが、自立して自分の力で生きていける大人を目指します」

那須 珠希さん
「県外から帰郷して参加しました。今しかできないことを突き詰めたいですね。今は医療関係か海外で働くかどちらも考えています。周りの声に左右されることなく、やりたいことを追いかけたいです」

写真は左から三浦さん、竹下さん、那須さん。中学校からの仲良しグループ

 

問い合わせ
■宮崎市地域コミュニティ課
☎︎0985-44-1356