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経験を糧に「イメージコンサルタント」として学生起業

WORK

イメージコンサルタント佐野 萌美さん

個人の骨格や魅力、なりたい像に合わせて、外見をトータルでプロデュースするお仕事「イメージコンサルタント」。ひとりひとりに合ったファッションや色使い、ヘアメイクにアレンジすることで、かなり印象が変わってくるといいます。 今回お話を伺ったのは、そんなイメージコンサルタントとして大学4年生のときに起業した、佐野さん。どんな想いや背景があったのか、話を伺いました。

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Q1.自己紹介をお願いいたします!

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佐野 萌美(さの もえみ)鹿児島県出身、1999年生まれの23歳です。 鹿児島県と宮崎県の県境に生まれ育ち、高校は都城市の進学校へ。 卒業後、宮崎公立大学に進学しました。
どんな学生時代を過ごされたんですか?
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何事もやってみることが好きで、学級委員長や生徒会長など、積極的にチャレンジしてきました。大学在学中も同じく、機会があれば何でもチャレンジしてきたんです。 その一つが、モデル業でした。 いつも行っていた美容室で「モデル業をやってみないか」と声をかけていただいたんです。未経験でしたし、失敗してしまうかもしれないと思いました。でも、たとえ失敗しても、その経験は巡り巡って自分のプラスになると考え、やってみることにしました。 このチャレンジをきっかけに、CM制作会社やミスコンテストを主催されている方からの声がけもあり、新たな出会いや経験を積むことができました。
チャレンジしたからこそ、つながっていったんですね!
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イメージコンサルタントというお仕事も、モデル業の中で知ることができたんです。 見られることを意識するあまり「痩せなきゃ」「よく見せなきゃ」って躍起になってしまったときがあって。ありのままの自分ではない気がして、苦しかったんです。 でも、イメージコンサルタントの方が、私の生まれ持った骨格や魅力をいかせるカラーやファッションを提案してくださって。個性に合った魅せ方を教えて下さいました。
様々な色味の布を使い、個人の魅力を引き立たせるカラーを診断していく
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ありのままの自分でいい、生まれ持った魅力があるんだと、自分を認めてもらえた気がしました。その経験から、もっと多くの人にイメージコンサルタントを知ってもらいたいと思ったんです。
そして、大学4年生で起業されたんですね!
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2020年、就職活動を始めるタイミングで「新型コロナウイルス感染症」が流行し始めました。行動が制限され、採用をストップする企業も増加。うまく動けないことが増えました。 改めて、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかを考え、就職ではなく起業を選択しました。より多くの人にイメージコンサルタントという仕事を知っていただき、個々の自分らしさを磨ける場所を作りたい。そう思ったんです。

Q2.どのように事業をはじめたのですか?

なりたい像を丁寧にヒアリングしながら、パーソナルカラー診断を行う。着慣れない色が似合うことを知り、喜ぶお客さん
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まずは、起業についての本を読み漁りました。そして、宮崎公立大学の経営や経済を専門とした教授たちに、マーケティングやブランディングについて尋ねに行きました。 資金は、大学時代のバイト代のみ。 両親は「やってみなさい」と、二つ返事で賛成してくれました。 あとはとにかくやってみる精神経験しないと語れない、そう思ってここまで動いてきました。
まだまだ宮崎市では馴染みが薄い職業だと思いますが、 周知や集客はどうされているんですか?
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基本的に Instagramで発信や集客をしています。 主に、投稿とストーリーを活用していますよ。
佐野さんのInstagramアカウント。フォロワーは3300人を超える
Instagramのみとは驚きです!
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認知度が低く、お客様の数も少ないからこそ、逆に広がりやすいんです。出る杭は打たれるという状況もありますが、突き抜けてしまえば目立つ。結果、認知される速度も早いと思います。 大学時代の4年間、貴重な経験をさせていただいた宮崎市で、私なりの貢献をしたいと思っています。

Q3.最後に宮崎の若者へ、メッセージをお願いします!

イメージコンサルタントのお仕事について語る、佐野さん。思わず笑みがこぼれ、楽しさが伝わってくる
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メイクもファッションも、若いうちだからこそ、様々なパターンを試してみて欲しいですね。似合う似合わない、好き嫌いよりも、まずは色々やってみる!楽しみながら、自分らしいスタイルを追求してほしいです。 そして何事も、フットワーク軽くチャレンジしてみて欲しい!とりあえずやる・行く・話してみることで、必ず思わぬ形で皆さんの人生にいきてくると思いますよ。

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