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まちなかボランティア体験の画像

高校生企画「まちなかボランティア体験」に密着!

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宮崎市教育委員会生涯学習課まちなかボランティア体験

2022年11月3日(木)、宮崎商業高校の生徒6名が企画した「まちなかボランティア体験」が実施されました。内容は「まちなかのゴミ拾い」と「ランドマーク探し」。まちを美しくしながらまちを知る、楽しく有意義な時間になりました。 開催にあたり、中学生の参加を募集。30名の定員に対し、92名の応募がありました。高校生との交流を通して、キャリア教育にもつながるイベントです。当日の様子を取材しました。

アイコン写真

高校生が自ら企画!楽しみながら参加してほしい

今回の「まちなかボランティア体験」は、宮崎市教育委員会生涯学習課がボランティア体験を通した教育プログラムとして主催し、宮崎ベースキャンプが協力しました。宮崎ベースキャンプは、教育活動や清掃活動などを行う任意の団体です。

宮崎ベースキャンプメンバー。まちの清掃などまちを豊かにする活動を定期的に行っている

企画を担当したのは、宮崎商業高校の生徒6名。中学生が楽しみながら参加できるよう、ミーティングや現地視察を重ね、当日を迎えました。

参加する中学生が楽しんでもらえるよう、事前に入念なミーティングを行った
まちなかの下見をし、コース選定やランドマークを見つける生徒たち

宮崎商業高校 森 瑞月(もり みづき)さん「今回企画に参加したのは、昨年の様子を見たことがきっかけでした。楽しそうに清掃活動を行う様子を見ながら、私も参加してみたいと思ったんです。『まちなかのゴミ拾い』だけでなく、『ランドマーク探し』を同時に行うことで、これまで気づかなかったまちの魅力に触れてほしいです。中学生には、楽しみながら参加してほしいですね!」

まちなかを再発見しながら、まちなかを綺麗に

いよいよ当日。受付時間を前に、参加者が集まります。6名ほどで5班に分かれ、高校生は各班1名ずつ運営スタッフとして入りました。

集合時間、続々と集まる学生たち。どことなく緊張した面持ち

まずは、宮崎市中央公民館内で開会の挨拶や概要の説明を行いました。「ランドマーク探し」は各スポットで撮影することでポイントを獲得。班でポイントの高さを競うことなどが説明されました。

皆で話し合いながらコースや撮影するランドマークを決めた

コースを決めたら、遂に出発!徒歩で回る機会の少ないまちなか。「こんなスポットがあったんだ!」「この飲食店に行ってみたい」と、まちなかを再発見する様子が見られました。

若草通の入り口の看板。  
以前落書きがなされており、クラウドファンディングで資金調達し、新設されたことを知る

意外にも数多く捨てられているゴミたち。中学生からは「普段はあまり気にしていなかったけど、こんなにもゴミがあったなんて驚きました」との声があがっていました。

ポイ捨て禁止」の看板前に捨てられているゴミたち
タバコのポイ捨ても多く見られた

ゴミ拾いをしながらまちを巡ることで、自然と会話も盛り上がります。宮崎商業高校への進学を目標としている中学生からは、実際にコミュニケーションをとれたことで進路の参考になったとの声も聞かれました。

「ランドマーク探し」で1位を獲ったのは…!

1時間半ほどかけてまちなかを巡ったのち、ゴミの分別を行いました。

緊張もほぐれ、すっきりとした表情で戻ってくる生徒たち

最後に、宮崎市中央公民館内で宮崎商業高校の生徒たちから各ランドマークのポイントが発表されました。

優勝したのは…「2班」と「3班」でした!おめでとうございます!

参加者の皆さんには、参加賞としてまちなかを回遊するグリーンスローモビリティ「ぐるっぴー」の乗車券が配付されました。

ユニークな人やお店、アートや施設が新たに増え、益々盛り上がりをみせるまちなか。20doでも、まちなかの皆さんを紹介しています。ぜひまた足を運び、会いたい人に会い、自分なりの視点でまちなかを再発見してみてください。

 

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