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地域と共に。宮崎の経済界を牽引したい

WORK

株式会社宮崎銀行 本店営業部窓口営業課国際業務グループ 中尾泰河さん

宮崎県の地域経済を支える、株式会社宮崎銀行。「地域との共存共栄」を経営理念に、地域の持続的成長を支えるリーディングカンパニーとして、県民の生活に寄り添っています。そんな宮崎銀行に勤務し、国際関係の業務を担当している中尾泰河さん。高校まで宮崎で過ごし、県外の大学で学んだ後、宮崎へUターンしました。入社までの経緯や宮崎市で暮らす魅力、株式会社宮崎銀行で働く魅力について、詳しく伺いました。

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興味のあることをインプット。多様な視点を学んだ、学生時代

 

自己紹介をお願いいたします!
株式会社宮崎銀行本店営業部窓口営業課で国際業務グループに所属しております、中尾泰河(なかお たいが)です。宮崎市出身、1998年4月生まれの25歳です。 宮崎大学教育学部附属中学校を卒業後、宮崎県立宮崎大宮高等学校へ入学しました。
どんな学生時代を過ごしましたか?
両親の仕事の都合で、2歳までアメリカに住んでいたこともあり、英語への関心が高かったです。学生時代は、外交官になるか、外務省に行きたいと考えていましたね。 また在学中は、部活動に専念する日々を送っていました。ソフトテニス部とバドミントン部に所属していたのですが、目標が困難であればあるほど練習や準備に励んでいました。その分、勝利を掴んだときの大きな達成感を得られるということを教訓として学べたと思います。 卒業後は、早稲田大学人間科学部に進学しました。
なぜ「人間科学部」を選択されたのでしょうか?
当時、生物学と哲学に興味があり、その両方を学ぶことのできる早稲田大学の人間科学部を選択しました。 思春期に入り「なんで生物はこんなに都合よく進化してるんだろう?」という疑問が出たんです。ダーウィンの進化論がその答えで、様々な生物がいる中で淘汰された生物が残っているんだという風に教えてもらったのですが、生物の仕組みはよくできていておもしろいなと感じるようになりました。 一方哲学は、人生や世界、事物の根源のあり方や原理を、理性的に解釈しようとする学問。かなり抽象的な課題を考え続けるものです。友人が哲学書を読んでおり、わかりやすく噛み砕いてくれたことがきっかけで、意外とおもしろく好きな内容かもなと思うようになりました。 どちらも「自分が何者なのか」という複雑な問題を、深く考え解き進めていく学問です。追求することで、自分を知り他人に優しくできるのではないかと思い、興味が湧いた内容でした。
どんなことを研究していましたか?
卒業論文では、福祉工学について研究していました。具体的には、目の不自由な方のための点字を使った研究でした。 本来、凸面を作り点字を触覚で認識し、情報を得ます。そこに、凹みでの情報を追加するものでした。単純に2倍の情報量を得られるのではないかと考え、点字と点字の間隔がどれくらいであれば読みやすいのか、適切な凹み具合は、などについて研究していました。 文系の視点で入り、理系の研究に近い学びをしていましたね。
興味関心を大事に、様々な視点で学んだ学生時代だったんですね!

父が行政から、自分は経済から。宮崎に貢献したくて

大学卒業後、なぜ宮崎銀行へ就職しようと思ったのでしょうか。
ずっと宮崎で就職したいという思いがありました。 自然豊かで、海がすぐそばにある。休日には気軽に庭でバーベキューをしてみたり。そんな環境が自分にフィットしていると思い、宮崎で働きたいと考えていました。 父が公務員として行政の世界から宮崎に貢献しており、自分は経済の世界から宮崎に貢献できないだろうかと思うようになりました。その中で、銀行という業種が浮かび、宮崎の銀行のリーディングカンパニーといえば「宮崎銀行」だと考えました。 宮崎県の経済発展に貢献できる今を大変嬉しく思っています。
現在はどんな業務を担当されているのでしょうか?
外貨両替や外国送金、外貨預金などの国際関係業務をメインで行っております。他にもNISA(投資信託)など、資産運用に関するご案内も行っています。
今の担当は特殊で外国人のお客さまを担当することも多く、英語でのコミュニケーションは必須です。はじめは、業務自体を理解できていなかったこともあり、英語でお客さまが何をおっしゃているのか、どのように返答すれば良いのか分からず、とても苦労しました。
どのように乗り越えてこられたのでしょうか?
入社後担当グループ配属前に1ヶ月間の研修があります。配属後も先輩が1人付いて業務を教えてくれるのですが、その先輩に「ここはどうなっているんですか?」と、メモを片手に必死に聞いて回りました
国際業務グループにはどういった仕事があり、お客さまはどんな目的で来ているのか。自分の担当業務をしっかりと理解することで、お客さまが求めているものを少しずつ汲み取れるようになりました。 そこから段々と外国人のお客さまを担当することへの苦手意識はなくなってきましたね。
担当されるお客さまはどういった国の方が多いのでしょうか?
ヨーロッパ圏やアメリカの方が多いです。日本在住の外国人の方もいらっしゃれば、最近では外国からの旅行客も増えてきました。東南アジアなど英語圏以外からのお客さまを担当することもあります。そのような時は、単語を調べながら、身振り手振りでお伝えしたりしています。 宮崎にいながら、海外の雰囲気や文化を感じることができるのも、この業務の魅力だと感じています。
どんな時にお仕事の面白さを感じますか?
自分の成長を感じる時ですね。 我々の業務の中で特に難易度が高いのが「海外への送金」です。はじめの頃は難しい対応に手間取って、お客さまをすごくお待たせしてしまっていました。失敗と経験を重ねていく中で、2時間かかっていたものが1時間で終わるようになりました。 するとある日、お客さまに「中尾君、頼もしくなってきたね」とお声がけいただけたんです。 その瞬間は、しっかり成長できているんだなと思い、非常に嬉しかったですね。

家族のような関係性。宮崎銀行に出会えてよかった

中尾さんにとって宮崎銀行とはどのような存在ですか?
職場というよりも「家」のような存在だと思っています。
1963年制定「行是綱要」には「和」を大切にするという価値観が示されている
先輩方が、お兄さんやお姉さんのように、とても親身になって指導してくれました。それだけでなく、個人的な悩みや楽しかったこと、どんな話にも耳を傾けてくれるんです。 私自身も今、後輩の指導をしていますが、とても素直で弟のように思っており、本当に家族のような存在です。 大学生の頃は、就職することに対して不安もありました。社会人が会社に行くことに対して、すごく憂鬱を感じている…という描写をTVドラマなどでよく見ていたので。でも、いざ宮崎銀行に入ってみると、「会社に行きたくない」という風に思った瞬間が一度もなかった。世の中、ドラマに出てくるような会社ばかりじゃないんだな、って思いました。 宮崎銀行に出会えて良かったと、本当にそう思っています。
今後の目標を教えてください。
宮崎県の経済に貢献したいという考えはずっと持っています。宮崎の経済を支えることは、宮崎に住んでいる人たちに貢献できるということ。そこに自分の自己実現の中心があると思っています。 特に、企業の発展は、経済へのインパクトが大きいと思っているので、今後は法人の融資営業に携わり、そこでも活躍していきたいです。
最後に、宮崎の若者へメッセージをお願いします。
どんな大人になりたいか、どんな時に楽しさや幸せを感じるのかを、考える時間を作って欲しいと思います。 その楽しさや幸せ、理想の自分を実現するためには、今何が足りずどんなことをする必要があるのかを考えていくと、自ずと自分のやりたいことや理想とするものがより鮮明に見えてくると思います。

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