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宮崎県立宮崎商業高等学校キャリア教育プログラム「職業人インタビュー」後編

CAREER

職業人インタビュー宮崎の社会人28名×宮崎商業高等学校1年生

2023年10月17日(火)宮崎県立宮崎商業高等学校で、総合的な探究の時間を使い「職業人インタビュー」が行われました。宮崎で活躍する職業人へのインタビューをし記事を書くことを通して、仕事への想いを知り、社会の中で働く意義を学ぶことを目的としています。生徒たちが自分の将来を考えるきっかけとなり、質問力・コミュニケーション能力を育む機会となりました。集まった職業人は、宮崎で活躍する旅行業界や出版・編集、ITや農業関係など、25事業者28名。前編に続き、実際に生徒が書いた記事をご紹介していきます。

生徒たちの記事紹介 - 11HR8班・17HR8班

記者会見方式でインタビューを実施。その後、チームごとに記事を制作しました。今回も、特に職業人の魅力を深く引き出し、ユニークな視点で記事を書けていたものをご紹介します。

11HR8班 中村健一郎税理士事務所 中村健一郎さん 

私たちは宮崎に住んでいる普通の高校生です。今回、授業の一環で中村健一郎税理士事務所の代表取締役である中村健一郎さんにインタビューをさせていただきました。初めてのインタビューで拙い部分があるかもしれませんが温かくご覧いただけますと幸いです。

※税理士:税の専門家。納税者の相談を受け、納税のアドバイスや申告書の作成をする。

自己紹介をお願いします!
鹿児島県出身現在、宮崎市永楽町で税理士事務所を経営しています。地域の中小企業を「税理士」という形で手助けしたく、31歳で開業。現在200件以上の企業・500件以上の個人と契約を結んでいます。妻も税理士です。 休日には孫とりんご園に行ったり、飼い犬である秋田犬のあきちゃんと散歩に行っています。
税理士になるために必要な資格・試験はなんですか?
必須科目は簿記論、財務諸表論、選択必須科目は法人税法or所得税法から1科目以上、その他の7科目の中から1〜2科目選択して、基本は5年ほどかけて取得します。 妻は2年半ほどで取得していました。
他にも税理士になる方法はありますか?
他にも2つほどあります。 1つは、税務署で23年以上勤務し、指定条件を満たす方法。 最近流行りなのが、会計専門大学院で一部科目分の免除をもらい、残りの必要な科目は試験を受けて取得するというものです。
税理士に向いている人はどんな人ですか?
困っている人の役に立ちたい、助けたい人などが向いています。
税理士になってよかったことはありますか?
契約した企業の方から頼っていただけていると感じたとき税理士で良かったなと感じます。 20年間以上一緒に仕事をさせてもらっている企業の方は、小さな企業からだんだん大きくなっていく様子を見ているとその手助けをしていることが喜ばしく感じます。
税理士になって大変なことはありますか?
税に関する相談の中で無理難題を言われるときですね。他には、税のルールは年々変わり続けるため、勉強し続けなければならない点も大変です。
最後に伝えたいことはありますか?
税理士は時間に融通がきく仕事です。また、デスクワークで仕事を行うことができ、趣味の時間などを増やすこともできます。最近AIに仕事が取られていってしまうと言う事例が多く発生していますが、税理士は人と人が直接話し合ってこそ成り立つ仕事なので安心して就職できると思います。
実際に生徒が作った記事。イラストも交え、わかりやすく作られている

<感想>
私たちは今回、初めてインタビューをさせていただきました。税理士という言葉は知っていましたが、仕事の内容までは詳しく知らなかったので、今回のインタビュ―でたくさんのことを学ぶことができました。また、税理士は大変な仕事でもあるけれど、デスクワークなので自宅でも仕事ができるので家族と過ごせる時間も確保することができるというメリットもあるということがわかりました。

 

17HR8班 株式会社JTB 三位 翔馬さん 

なぜJTBの仕事をしようと思ったのか?
最初は小学校の教師を目指していました。教育実習も経験し、教師になろうとする過程の中で、もっとたくさんの人と関わる仕事がしたいと思い、最終的にJTBにたどり着きました。 JTBで仕事をする中で「感動のそばに、いつも。」というブランドスローガンに寄り添った仕事がしたいと思うようになりました。
普段のお仕事の内容を教えてください。
まずはメールの確認から始まります。たくさん届いたメールを見落としがないように入念にチェックします。 お昼は営業先を訪問します。修学旅行などで小・中学校を訪問することもあります。 そして夕方、会社に戻って、その日のことをまとめたり、レポートを作ったりします。さらに、企画や計画を考えることもあります。
お仕事のやりがいと大変なことを教えてください
お客様と直接お話ができるところです。直接たくさん話すことで、お客様の満足に繋がり、それが私のやりがいにも繋がります。 大変なことは、確認作業です。私は毎日メールや企画書類などたくさんの確認作業を行いますが、特に企画の確認では、予算・人数・時間など、数字が多く出てくるので一つ一つ丁寧に確認していると、時間がかかってしまいます。それでも漏れが出てしまうくらい大変な作業ですね。
お客様と近い存在であるために心がけていることを教えてください。
連絡をとり続けることですかね。 旅行が終わった後も、なにげない近況を報告したりして、たまにでも会話をするようにしています。「寄り添い」を大事にしています。
JTBのお仕事で、大切なことはありますか。
コミュニケーションスキルです。困っていたり、助けてほしいときに素直に口に出して伝えるようにしています。 会社内だけでなく、お客様とのコミュニケーションもとても重要です。お客様と近い存在でいるためはもちろんのこと、なにげない会話の中に、お客様の要望や想いが隠されていることもあります。それを読み取ることで、よりよい旅行を提供することができます。
語学力がいかせる部署はありますか。
JTBは、海外にも支店を置いています。そんな海外の支店や、海外の部署は、英語が必要なので語学力が活かせると思います。
今後の目標と若者へのメッセージを教えてください。
JTBは「交流創造事業」といい、JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報や仕組み)を提供することで、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすことを行っています。旅行業のみならず、さまざまな分野に力を入れています。 「感動のそばに、いつも。」のスローガンのもと、今後もお客様に寄り添い素敵な旅行を提供しながら、幅広い動きを行っていきたいです。 私は「どうせやるなら全力で」という言葉をずっと大事にしてきました。みなさんも挑戦することを諦めず、どんなことにも全力で挑んでみてください。きっと報われるはずです。応援しています。

 

多様な選択肢から、自ら選ぼう

今回のインタビューや記事制作を通して、仕事の多様な魅力を発見し、将来の選択のヒントとなったのではないでしょうか。自分の可能性を信じ、ぜひ自分自身で自らの人生を切り拓いていってください。

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