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テレビが教えてくれた未知の世界!発見と共感に繋がる番組制作を

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株式会社テレビ宮崎 コンテンツプロデュース局 報道部雪丸 千彩子さん

\ 雪丸 千彩子さんってこんな人! / ■テレビ番組をきっかけにエジプトに夢中に! ■必死だった新人時代。当時築いた基礎が、今を支える ■口に出すことが目標達成のコツ!やらないよりもやって後悔しよう そんな雪丸さんのこれまでの歩みとは?詳しく話を伺いました。

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テレビ番組で知ったエジプトの魅力。考古学者になりたくて

自己紹介をお願いいたします!
株式会社テレビ宮崎報道部所属の雪丸 千彩子(ゆきまる ちさこ)です。1989年生まれの34歳です。 出身は宮崎県小林市で、地元の中学校を卒業後、宮崎県立小林高等学校普通科へ進学。大学は、筑波大学人文・文化学群人文学類に進学し、「考古学」を専攻しました。
「考古学」を専攻されたのはなぜですか?
幼いころから、エジプトのピラミッドをはじめとする「世界遺産」が大好きで、遺跡の保存修復などを手掛けるような研究者になりたいと思い、考古学を専攻しました。
エジプトや世界遺産に魅了されたきっかけは何だったのでしょうか?
幼稚園の頃に見ていたテレビアニメ「モンタナ・ジョーンズ」がきっかけでした。主人公の動物キャラクター「モンタナ」が考古学者で、世界の遺跡を回ってトレジャーハントするというアニメ。ワクワクしながら夢中になって観ていました。 そこから、世界遺産を扱うことが多い「世界・ふしぎ発見!」や「世界遺産」という番組を観て、どんどんハマっていきました。 テレビが、世の中にこんな世界があるんだって教えてくれた感じでしたね。
雪丸さんにとって、エジプトなどの世界遺産の魅力はどんなところでしょうか?
クレーンなどの重機や道具がない時代に、ピラミッドのように大きな建造物を作れるって、単純にすごい!って魅了されたんですよね。 かなり大きな建造物を、石で作っている。岩から切り出した石を運んで、積み上げて彫刻して。その労力を、昔の人たちは機材もないのにやっていたというのがすごいなと思います。 どんな気持ちで造っていたんだろうと想像すると楽しいんですよね。
大学ではどんなことを学ばれたのでしょうか?
考古学の基本的な考え方や研究手法などを授業で習いながら、フィールドワークとして古墳の測量や土器の実測などをしていました。 3年生の時に、エジプトにフィールドを持つ先生の研究室に入り、夏休みに1ヶ月間エジプトで発掘調査を行いました。発掘作業の中で、木製の棺を発見し、中にはミイラが入っていたんです。そのミイラに自分の手でブラッシングしたんですよ。 子どものミイラだったと思うのですが、本当に麻布に包まれていて身体の形もしっかり残っていて、とても驚きました。このとき、子どものときに思っていたエジプトの研究をしたいという目標は叶えることができましたね。 またサークルでは、「筑波大学新聞」に所属し、先生方に研究内容を取材し、原稿を書くということをやっていました。

時流を読み、視聴者の声に応える。人が動く番組を創りたい

研究職を希望され進学し、現在はテレビ局に入られていますが、どのような経緯があったのでしょうか?
考古学専攻の先輩方とコミュニケーションを取る中で、とても優秀であっても就職先には困るということがわかりました。筑波大学で研究者になれたとしても短期間だったり、学芸員になろうと思っても全く空きがなかったり。実力はあっても職には困るという現実を目の当たりにしました。 研究者になっている方たちを見ると、語学が堪能で探究心もかなり旺盛。物事を突き詰める能力がないと難しい。素質的な面から考えても、私には厳しいんじゃないかと思いました。 サークルでやっていた記者活動が楽しいと感じていたので、マスコミ関係や商品の魅力を伝えるメーカーの広報なども意識するようになりました。就職活動の際には、全国紙を始めとしたマスメディア、メーカーなどの企業を受けました。 当時は宮崎に帰りたいと思っておらず、受けるつもりはなかったのですが、親に地元の企業も受けてみたらと勧められ、地元で唯一受けたのがテレビ宮崎でした。内定をいただいたのちに、東日本大震災が起こり他の企業すべての面接が延期に。これも何かの縁だと感じ、入社を決めました。
株式会社テレビ宮崎はどのような企業でしょうか?
1970年に開局した、テレビ局です。UMKという略称でも呼ばれています。 宮崎県は、UMKとMRTと民放が2局しかない珍しい県で、UMKは日本で唯一3つのニュースネットワーク(フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日)に属しています。放送事業はもちろんのこと、音楽やスポーツイベント事業なども行っています。
雪丸さんのこれまでのキャリアを教えて下さい。
私は2012年に総合職として入社後、CMの枠や番組枠を販売する営業部に1年、刑事事件や政治・経済などを扱う報道部に8年、イベント事業を行う事業部に2年半おり、現在は報道部に戻り、主に「4時どき!」というニュース情報番組のディレクターをしています。
宮崎の最新ニュースを届け、暮らしに役立つ生活情報を発信する「4時どき!」
様々な経験の中で、印象に残っていることはありますか?
営業部での経験と、報道部の警察司法担当記者をしていたときの出来事です。 入社後すぐに配属された営業部。 我々は民放なので、CM枠や番組枠を企業さんに買っていただき経営が成り立っています。その枠を販売しに行くということをひたすらやりました。 はじめは飛び込みで、日々「今日はこのエリアを行ってみよう!」と回っていました。 企業の方からすると、他の媒体よりも費用は高いし、小さな事業社さんも多いのでそもそも県内全域にCM打つ必要ないとか。ときに厳しいお声もいただきながら、企業さんの声をリアルに聞きニーズを把握しました。実際にCM枠を売ってCMを打つ中で、どれくらいの費用をかけてどうCMを打てば効果がでるのかなどが徐々にわかっていきました。 同時に、自分自身のコスト意識を身につけることもできましたね。 当時なるべく早く報道部に行きたかったので、そのためには営業部で認められる必要があった。何も出来ない新人の自分に年間これだけの給与を払ってもらっているのだから、その分は自分で稼ごうと、目標を立てて売上獲得に動いていました。最後の方は、新規で目標としていた売上を達成できるようになりましたね。
2年目からは、希望が叶った形で報道部に配属されました。
近年全国の保育施設で相次ぐ、リンゴによる窒息事故。県内の保育現場の対策を取材した際の放送
ただかなりハードな日々でした。まず若手は社会部で警察司法担当記者として、事件事故を担当します。 全国に発信されるレベルのかなりショッキングな事件を取材することもありました。発生から2週間はひたすら聞き込みをして回っていましたね。 全国レベルのニュースだと他社が先に出した情報と同じ情報を出したり、逆に情報を先出しする必要もある。記者1年目で人脈も知識もない中で情報を取りにいかないといけないので、大きなプレッシャーと難しさがありました。 そのときは、報道志望って言わなきゃよかったって後悔しましたね(笑)。希望していったんだから、弱音吐けないじゃないですか。でも弱音吐けないからこそ、必死にやりきれたという記憶があります。 あのときの頑張りがあるからこそ、今の自分を助けてくれていると思います。基礎を築けた時期でした。
お仕事の中で楽しい瞬間はどんなときでしょうか?
事業部に所属していたとき、「UMK SEAGAIA JamNight 2023」を担当しました。 新型コロナウイルス感染症の影響で、5年ぶりの開催となったのですが、錚々たるゲストが出演してくださって。来場されたお客様の熱狂ぶりを見た時、ワクワクを提供できるってやっぱり楽しいし、手前味噌かもしれませんが、テレビ局ってすごいなと思いました(笑)。 あとは、取材でエジプトに行ったり、海外の秘境に行くこともあって、元々目標としていたことと仕事が繋がっているのもとても楽しいですね。 先輩後輩、取材先、周りの人に恵まれていると思います。
番組を制作するときに大事にしていることはありますか?
県民の皆さんに「発見」と「共感」をしていただける番組制作をしたいと考えています。 担当している4時どき!では「4時のイドバタ」というコーナーがあります。県民の皆さんが関心を持っているであろう宮崎県内のニュースについてトークするのですが、そこで先日性教育について取り上げました。 宮崎県って、妊娠人工中絶の実施率が全国ワースト1位になるほど深刻なのですが、あまり知られていません。そこで、元小学校の先生で今「性教育インストラクター」として活動されている女性を取材し、データとともに発信しました。 #Link(※)でも放送し、ネットニュースでもコメントがつくなど、かなり反響が大きかったですね。

※#Linkとは、テレビ宮崎で平日夕方6時台に放送されているローカルニュース番組

「4時のイドバタ」のコーナーの様子。この日のテーマは「熱中症対策で変わる体育大会」
私自身が、社会を変えてやろうみたいなことは全く思っていません。でも、日々生活する中で、県内の課題や話題に対して、「そうそう!それ問題だったよね」って少しでも関心が高まったり、気付きになったり。あわよくば人や社会の動きに繋がるような番組作りができたら嬉しいですね。 実際に活動されている方たちの後押しができると嬉しいです。

必需品は、取材セット!休みの日は、料理でリフレッシュ

お仕事の必需品を教えてください!
ノートとペン、パソコンと腕章とスマホです!取材セットみたいな感じですね。
休みの日はどのように過ごされていますか?
料理を作っていることが多いです。 料理教室にも行きますし、週末の夜には平日分をガーッと作ることも多いです。作り置きのタッパーが冷蔵庫の中に綺麗に並ぶと気持ちがいいんですよね。シンクの片付けとお料理の完成がうまくハマったときも、スッキリしますね!

目標達成へのコツは「口に出す」こと

最後に、宮崎の若者へメッセージをお願いします。
目標は、いつも口に出しています。言ってしまえば、自分にプレッシャーがかかるじゃないですか。言ったからには、やらなきゃって。 もちろん全部が全部やりきれてるわけではないですが、やりたいことや思っていることを口に出すと、周りの人たちも応援してくれたりアドバイスをくださったりして、物事がうまく回る気がします。 学生時代や新人時代って、猶予期間。技術や知識がなくてもやる気さえあれば、乗り切れる期間だと思います。 だからこそ、「やってみる」ことを大事にしてほしいですね。かっこよくやろう、じゃなくて、とにかくがむしゃらにやってほしい。その積み重ねがベースになって、将来の自分を助けてくれますよ。 やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい。怒られたら怒られたで、自分が悪かったですって落ち込んで、また切り替えたらいいんです。 テレビは楽しくておもしろい、やりがいのある仕事だと私は感じています。 記者の仕事は、毎日出会う人も取材する内容も違う。同じ仕事をしているようで毎日違う仕事をしているように感じます。 人に何か質問したり、「これ何でだろう?」っていう疑問を抱いたりすることが好きな人は、すごく向いてる仕事なんじゃないかなと思います。ぜひUMKのテレビ番組を観ていただいて「ここ楽しそう!」と思ったら、ぜひこの会社で一緒に働いていただけたらと思います。

 

株式会社テレビ宮崎 公式Webサイト

https://www.umk.co.jp/

 

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