ZOZOが宮崎港小で出前授業!“楽しく働く”ってどういうこと?
宮崎市立宮崎港小学校6年生
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」やファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」などを運営する株式会社ZOZO(以下、ZOZO)。同社は、企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に向け、未来を担う子どもたちの育成を目的に、キャリア教育などの出前授業を行っています。
今回は、宮崎市立宮崎港小学校の6年生を対象に、総合的な学習の時間を活用して出前授業を実施。ZOZOの企業紹介をはじめ、ZOZOTOWNの仕組みや、「楽しく働く」という企業文化について学びました。授業を通じて、児童たちは「働くことの意味」や「自分らしい働き方」について考える機会を得ました。
当日の様子をお伝えします!
想像と創造。「楽しく働く」ZOZOの裏側
まず、ZOZOという企業について紹介され、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の運営の仕組みが説明されました。

ZOZOは千葉県に本社を置き、1998年に設立されました。現在は茨城県や東京都にも拠点を構えており、私たちの住む宮崎市にもオフィス(カリーノ宮崎7階)を構えています。

どこにいてもどんな方でもスマートフォンなどの機器とインターネットさえあればお買い物を楽しめる、オンラインショッピング。

そこには、どんな人たちがどんな役割を果たしているのでしょうか。
ZOZOTOWNとは?仕組みを知ろう!
ZOZOが手掛けるファッション通販サイト「ZOZOTOWN」にある商品は、ほとんどがZOZO自体が作った商品ではありません。

鹿子さん「え? じゃあ誰が作っているの? と思いますよね。答えは“ブランド”です。約9,000のブランドがZOZOTOWNに出店しています。ZOZOTOWNは、これらのブランドの商品を代わりに販売し、売れるたびに手数料をいただく仕組みになっています。
みんなの身近な場所でいうと、ショッピングモールに入っているお店の運営に似ています。モールが各店舗の売上をサポートし、その一部を受け取るのと同様に、ZOZOTOWNもブランドを支援しながらサイト全体の管理を行っています。」

さまざまな人たちが支えるZOZOTOWN
ZOZOTOWNの運営には、多くのスタッフが関わっています。授業では、その様子を動画で紹介しました。
例えば、ZOZOBASE(ゾゾベース)。商品の写真撮影や出荷作業を行う倉庫で、商品が入荷・整理され、撮影・梱包。お客様の元へ届けられます。

ZOZOTOWNの運営において心臓部とも言える重要な役割を果たしています。
そして、お客様から何か問い合わせがあったとき対応するのが「カスタマーサポート」です。宮崎市にも、カスタマーサポート事業を担うオフィスを構えています。

この他にも、商品の新たなブランドを取り入れ、どのように売っていくかを決める「ブランド営業サポート部門」、サイトを構築する「エンジニア・デザイナー部門」など、こうしたさまざまな部門のスタッフが連携して動いており、みんなが一丸となってサービスを提供しています。
ワーク:「なぜ働くのか」「社会にどう役立ちたいか」
続いて、児童たちが自分の身の回りの仕事や働く目的について考えるワークを実施しました。

李さん「例えば、朝ごはんを食べるだけでも、多くの仕事が関わっています。農家さん、スーパーの店員さん、食器を作る人、電気やガスを供給する人など、たくさんの人の働きによって私たちの生活が成り立っていますよね。」

児童たちは、朝ご飯や登下校時に関わる仕事を想像し、普段何気なく過ごしている日常が多くの仕事で支えられていることを知りました。
李さん「じゃあ、ここで皆さんに質問です!ワークシートに"〇〇のために働く"と書く欄がありますね。皆さんは、どんな目的で人は働いていると思いますか?」

児童たちは「お金を稼ぐため」「みんなが安全に暮らせるように」など、さまざまな意見を出し合いました。
では、ZOZOTOWNで働くスタッフは何のために、どのような想いで働いているのでしょうか?鹿子さんや李さんご自身の想いを共有してくださいました。

自分たちは、どんなことで人や社会の役に立ちたいか
続いて、「"会社"は何のために存在するのか」についてお話してくださいました。
ZOZOの目標は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」

企業理念とも言われるもので、学校にも目標があるのと同じです。
ZOZOはこの目標を実現するため、どこにいても誰でも簡単に買い物ができる仕組みを提供。例えば、地方に住んでいて近くに服を買えるお店がない人、障がいがあって外出が難しい人、またジェンダーマイノリティ(※)の方が周囲の目を気にせず好きな服を選べる環境をつくっています。
※ジェンダーマイノリティ(性的マイノリティ):同性が好きな人や、自分の性に違和感を覚える人、または性同一性障がいなどの人々のことを指す

また、社会貢献活動にも力を入れており、スポーツ支援では宮崎県新富町のチーム「テゲバジャーロ宮崎」のユニフォームやグッズのデザイン、出前授業の実施などを行っているといいます。他にも、災害時には支援物資の提供や寄付を通じて貢献されています。
ここで、児童一人ひとりが「あなたはどんなことで人や社会の役に立ちたいか」を考えるワークを行いました。

将来就きたい職業ではなく、その仕事を通じて“どんな社会貢献がしたい”のかを考えるものでした。

児童からは「宇宙に関わる仕事をして新たな発見をしたい」「環境問題に貢献したい」など、さまざまな視点で社会貢献について考えることができました。

Be unique. Be equal. みんなちがうけど、みんないっしょ

ここで出されたのは、ZOZOのロゴにまつわるクイズ。4つの幾何学模様が並ぶこのロゴ、実はすべての面積が同じなんです。

このデザインには、「Be unique. Be equal. みんなちがうけど、みんないっしょ」という想いが込められています。見た目は違っても、共通するものがたくさんある。それぞれの個性を大切にしながら、ファッションを通じて世界中の人々がつながっていく。そんな未来を目指して生まれたロゴです。
ZOZOの企業文化を象徴するこのマークは、働く人も、お客様も、すべての人が大切な存在であることを示しているのです。
私は「どう」働く?
最後のワークでは、"○○働く"の○○に、自分ならどんな言葉を入れるか、児童たちがそれぞれ考えました。


未来へ向かう一歩を、みんなそれぞれの言葉で刻んだ時間でした。
“誰かの役に立つ” “笑顔にする” 方法は、一つではない
授業の中で、鹿子さんや李さん自身の学生時代の夢についてお話されていました。

鹿子さん「私はもともと入社後は、ZOZOTOWNの倉庫で商品の管理やアルバイトスタッフの管理を行っていました。しかし、あるとき、自分が本当にやりたいことを考えたとき、"子どもたちと関わる仕事をしたい"という気持ちに気づきました。それをきっかけに、この出前授業のプロジェクトが立ち上がるタイミングで、新しいチャンスをつかみました。
今ではZOZOに所属しながら、学生時代に夢だった子どもたちの未来を作る仕事に従事できています。
ここで皆さんに伝えたいのは、“誰かの役に立ちたい” “誰かを笑顔にしたい” という想いを叶える方法は、一つではないということです。
では、その想いを実現するには、どんな方法があるのでしょうか? それを知ることこそが、キャリア学習の大切な部分です。だからこそ、学校でいろいろな職業の大人たちの話を聞き、自分の選択肢を広げていってほしいと思っています。
今日は、“大人はなぜ働くのか” そして “どのように人の役に立てるのか” を一緒に考えてきました。これからも、自分の未来について考える時間を大切にしてくださいね。」

今回の出前授業を通して、児童たちは「働くこと」の意味や、自分らしく社会に貢献する方法について深く考える機会を得ることができました。ZOZOの皆様が伝えてくださった「楽しく働く」というメッセージは、子どもたちの未来に向けた大きなヒントとなったことでしょう。
「今」の自分が「未来」につながることを実感して
今回の授業を企画された松本先生にお話を伺いました。

松本先生「宮崎港小学校では、『理想の宮崎港小学校』というテーマのもと、総合的な学習の時間を行っています。この学習を通じて、子どもたちは今の頑張りが未来の自分につながることを実感しながら学んできました。
学習の最後には、自分が考える理想の人生を描き、その夢を叶えるために今何を頑張るのかを決め、実践していくことを大切にしています。
私自身、宮崎市のキャリア教育推進研究員として学びを深める中で、子どもたちが自らの力で選択し、主体的に生きていくための力を身につけることの重要性を改めて感じました。そんな中で、ZOZOの出前授業を紹介していただき、今年で2年目の実施となりました。
今回の出前授業では、『働くとは自分のためか、それとも相手のためか?』という2択の問いを投げかけ、子どもたちは実際に働く方々の話を聞きながら考えを深めていきました。
普段から、課題解決に向けて話し合いを行いながら学習を進める宮崎港小学校の子どもたちですが、今回の授業を通じて、働くことの意味や目的について、より深く考えるきっかけになったと感じています。」
出前授業を受けて、児童はどう感じたのでしょうか。

渡辺さん「まだ将来の仕事とかあんまり想像していませんでした。今日の授業を聞いて、どう働くかとかそういうことを考えるようになり、少し将来のことが想像できるようになったかなと思います。
印象的だったのは、9,000もブランドがあるということ。私自身、服を選ぶのが好きなので、それだけ服の仕事がたくさんあるんだなと感じました。普段は聞けないこともたくさん聞けて、裏側も知れて、すごくいい機会でした。」

丸山さん「ZOZOは働く人のことを考えている会社だなと感じました。
自分は今、YouTuberを目指しています。話の中で、誰もが皆平等に扱われるという考え方があり、それはYouTubeの視聴者さんも同じだなと思いました。大事にすべきことを教えていただきました。貴重な機会をありがとうございました。」
「好き」が未来をつくる——届けたい想い
最後に、ZOZOのお二人にお話を伺いました。

鹿子さん「私たちは、企業理念の実現に向けた社会貢献活動として 『教育』『スポーツ・文化』『寄付支援』 の3つの柱で次世代支援を行っています。出前授業を始めたのは2020年。本社のある千葉、そしてオフィスのある宮崎など、ZOZOとゆかりのある地域からスタートし、今では小学校から大学まで、累計300校以上を訪問しました。
宮崎県の子どもたちはとてもフレンドリーな印象です。初対面の私にも、明るく積極的に声をかけてくれましたし、挨拶や自分の意見を堂々と言える姿に、日頃の学校生活や先生方の関わりの影響を感じました。発表の場面では、多くの子どもたちが迷わず手を挙げる光景には、本当に驚かされました!

この次世代支援活動の目標は、2030年までに100万人の子どもたちと繋がり、支援を届けること。対面だけでなくオンラインも活用しながら、より多くの子どもたちへ想いを伝えていきたいです。
大切なのは、数をこなすことではなく、文化や価値観、そして"好き"という気持ちを大事にしながら、心を込めて支援すること。私たちはこれからも、子どもたち一人ひとりの未来に寄り添い続けます。」

李さん「学校生活の中には、楽しいこともあれば、そうでないこともありますよね。
私自身、仕事がいつも楽しいわけではありません。でも、"好き"だからこそ、やりがいを持って働くことができています。だからこそ、みんなにも "好き"と思えることを一つでも見つけてほしい。それは、好きな給食のメニューでも、夢中になれる活動でも何でもいいんです。
その "好き" を大切にして続けていけば、毎日の学校生活がもっと楽しく、もっとワクワクするものになるはず。だからこそ、楽しむ気持ちを忘れずに。これからの小学校生活、そしてその先の中学校生活も、自分なりの "好き" を見つけて思いっきり楽しんでほしいですね!」

未来を担う子どもたちが、自分の可能性を信じ、一歩を踏み出すきっかけとなるような学びの場を提供してくださったZOZOの皆様に、心から感謝申し上げます。
キャリア教育は、子どもたちが自分の未来を描くための大切な時間です。これからも、こうした学びを大切にしながら、一人ひとりが自分らしい道を見つけていけることを願っています。
株式会社ZOZO社会貢献活動「FUTURE FOR YOU 次世代のための未来作り」
https://corp.zozo.com/future-for-you/