お米プロジェクト in 宮崎(稲刈り編)
CULTURE
元ラグビー日本代表キャプテン 株式会社HiRAKU CEO廣瀬 俊朗さん
1981年10月生まれ、大阪府吹田市出身。5歳でラグビーを始め、大阪府立北野高校、慶応義塾大学、東芝でプレー。日本代表として28試合に出場。2012−2013の2年間はキャプテンを務めた。 2015年W杯では日本代表史上初の同一大会3勝に貢献。2019年に東芝を退社し、株式会社HiRAKUを設立。同年TBS「ノーサイド・ゲーム」に出演。2020年からは日本テレビ系ニュース番組『news zero』に木曜パートナーとして出演中。ラグビー日本代表応援サポーター2023。
【地元農家の小倉俊博さん(左)が農地の管理をサポート】
廣瀬俊朗さんは、宮崎市にある耕作放棄地を活用して無農薬のお米栽培に挑戦しています。この“ひらく米”プロジェクトは今年で2年目を迎え、7月29日(土)に稲刈りが行われました。(今年3月の田植えの記事はこちら)
当日は、廣瀬さんをはじめ、廣瀬さんが代表を務める株式会社HiRAKUのスタッフや友人、同社と「共にひらく場づくり」を行うオンラインコミュニティなど関東地方からの参加者とともに、地元宮崎からも県内高校ラグビー部員などが参加し、総勢約30人で稲刈りが行われました。
今回の稲刈りを終えた廣瀬さんのコメントは、廣瀬さんが「note」に投稿されていますのでご覧ください。(投稿記事はこちら)
【稲刈り後、高校生たちとラグビーボールでパス回し】
廣瀬さんは、来年春に3回目の田植えを行うほか、収穫した米を味噌などに加工し全国に届ける構想も検討中。宮崎での“ひらく米”プロジェクトを通じ、私たちの食生活を支える農業の課題解決に向け、これからも様々なことにチャレンジされるとのことで、とても楽しみです。
【晴天の中、子どもから大人まで貴重な体験となったようです】
稲刈り後は、宮崎市青島で宮崎の食材をBBQで楽しみながら、交流を深めました。
【BBQ会場の青島でリゾート気分を満喫】
さらに、夜は、ラグビー日本代表対トンガ代表のテストマッチが大阪で開催されたため、皆でその中継放送(廣瀬さんが解説者として出演)を、市内に立地する企業(GMOインターネットグループ)の協力により、オフィス(GMO hinata オフィス)のイベントスペースで観戦しました。日本代表チームが、9月に開幕する2023年W杯フランス大会に向け、宮崎市で1か月間の強化合宿中ということもあり、キャンプ地からの応援で大変盛り上がり。日本代表も見事に勝利(日本21-16トンガ)し、参加者にとって思い出に残る1日となったようです。
【W杯での好成績を期待し、日本代表へのメッセージをカードに書いて応援】
なお、今回の稲刈りに参加されたお二人に、宮崎の印象などについてお話を伺いました。
<稲刈り参加者インタビュー>
■細野 英揮さん(埼玉県入間市在住)
-稲刈り体験の感想をお聞かせください。
「今年3月の田植えと今回の稲刈りに参加しました。僅かな量の作業でしたが、自らの手で作業することで自然と愛着が生まれました。梅雨の大雨などから農家さんが守り続けていただいたことに大変感謝しています。収穫したお米を食する日が本当に待ち遠しいです!」
-ラグビーのパブリックビューイング(@GMO hinataオフィス)はどうでしたか?
「まるでスタジアムで観戦しているかのような盛り上がりでした。休日にもかかわらず、オフィスを開放してくださった企業の皆さんや高校生ラガーマンの皆さん、一日サポートしていただいた地元宮崎の皆さんとご一緒でき、感謝感激です!」
-宮崎の印象を教えてください。
「プロ野球キャンプや大きなゴルフトーナメントに代表される“スポーツのまち”の印象が強いですね。また、橘通り周辺の繁華街は、他の多くの地方都市がシャッター街化しているのに対し、活気を感じます。さらに、美味しい食材や温暖な気候、そして何よりも包容力溢れる人たち。このような比類なき資源を活かした今回のプロジェクトは、真に豊かな人生を過ごせる機会を提供していただいたと思いますし、私自身も、今後、宮崎でのプロジェクトに何らかの形で携わっていきたいです。」
■渡邉 和代さん(神奈川県川崎市在住)
-稲刈り体験の感想をお聞かせください。
「とても楽しかったです!大変有意義で貴重な体験でした。黄金色の稲のごとく、心にもたわわに実がなり豊かになりました。」
-ラグビーのパブリックビューイング(@GMO hinataオフィス)はどうでしたか?
「会場が綺麗で素晴らしかったです。高校生たちも参加してくれて、明るく元気な雰囲気の中、参加された方々との間に一体感が生まれました。皆で一丸となって日本代表の応援ができ、嬉しかったです!」
-宮崎の印象を教えてください。
「宮崎を訪れたのは、今年3月の田植え以来2回目ですが、神秘的で、明るくて、大らかで、美味しくて…、心地良いです!宮崎は素晴らしい場所がたくさんあると思いますので、これからもいろんな場所を訪れて、魅力を満喫したいと思います。ただ、まだまだ宮崎の魅力を発信しきれていないと思いますので、宮崎ならではの体験や見どころなどをもっとアピールすると良いのではないでしょうか。」
細野さんと渡邉さんは、ともに3月の田植えも参加されていたため、「普段体験できない農作業を行い、収穫の喜びを米作りに携わった方々と一緒に味わうことができた。そして、生産者の苦労や食べ物への感謝を改めて感じることができ、大変有意義な時間になった」とお二人ともにお話しされていました。
また、再び宮崎を訪れることを大変楽しみにされていました。